バランス出力対応のアンプが欲しくなったところ、ちょうど12/15に新製品が出たので買ってみました。
CREATIVE Sound Blaster X5
以前にも購入したSound BlasterシリーズのUSBDACタイプにおけるフラグシップモデルのようです。
まだ接続するイヤホンは届いていないのですが、セットアップまでしてみました。
本体に加え、光デジタルケーブル、RCA-ミニプラグ変換ケーブル、USB-A to Cケーブル、マニュアル類が付属します。
本体はプラスチック製でかなり軽いです。高級感は全くないですね。
光沢部分がなく、全体を通してつや消しなのは嬉しいです。
大きさは大体A5サイズで、ヘッドホンアンプとしてはありがちな大きさではありますが、売れ筋のSound BlasterXシリーズと比べるとかなり存在感はあります。
ボタン数は多いですが、ボタン上に内容が記載されているので、特に操作で迷うことはなさそうです。
解説の無いボタンについては、左端が電源ボタン、その右上がBluetoothボタン、その下がマイクミュートボタンです。
基本ボタンもプラスチック製で、音量のノブのみ金属製でした。
背面はライン入出力、光デジタルの入出力、接続用のUSB-Cポート、BluetoothトランスミッターやUSBマイクを接続できるUSB-Aポートが用意されています。
X5の内蔵BluetoothはSBCのみなので音質としては微妙ですが、BT-W4などをUSB-Aポートに接続するとaptXなどでアンプから音を飛ばせるようになるようです。
最初から入れておいてくれ……って感じではありますね。
底面はゴム脚が広く貼られていますが、自重が軽いので結構簡単に動いてしまいます。
中央のモニターは音量や出力などの情報が表示可能。DISPLAYボタンで切り替えることができます。
イコライザーの名称も表示されますが、日本語が交じっているともれなく文字化けします。
Creative Appというアプリをインストールすると、これまでのSound Blasterで見慣れた項目の設定が可能です。
APEXやOverwatchなど、有名所のゲームはサウンドモードにプリセット設定が入っていました。
ゲーミング感がなかったので少し不安でしたが、このあたりの設定項目もまるっきり同じですね。
X5はさまざまな入力に対応していますが、ミキサー機能が搭載されているので、個別の音量調整もバッチリです。
様々な機器のオーディオハブとして便利な一台
今まで使っていた多入力のスピーカーが壊れ、PCとゲーム機の音声出力先に難儀していたのですが、一旦X5に集めてスピーカーに流すということができるようになり、経路がかなりすっきりしました。
BluetoothでX5とスマホをペアリングすれば、スマホ側Discordの音声も同時に載せられるので、PCゲーマー以外でも使い勝手がよいのではないでしょうか。
単一の機器専用として使うのであれば他のSound Blasterで良いかと思いますが、色々な機器を繋げられるというのが、X5を選ぶ理由の一つかなと。
個人的にはこれだけ軽ければもっと小さくできるのでは?感があり、高さは50mm以内くらいに抑えてほしかったところ。
中々モデルチェンジしないメーカーなので、改良はかなり先になりそうですが……。
音質については手持ちのイヤホンが微妙すぎるので、入荷待ちとなっているイヤホンが来たらチェックしていきましょう。