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<投稿頻度鈍化中>ゲームとフィギュアとガジェットとバイク(690SMC R)にお金をかける人のログ。

ASUS ProArt Display PA348CGV レビュー

とても久々の記事更新です。何卒……。

ASUS ProArt Display PA348CGV

ブログを更新していない間もかなり大量のガジェットを購入していたのですが、モチベが上がりきらず記事に出来ずじまいでした。

ビューを取れるなと思うものもボツにしてしまっているので、ちょっと勿体なかったなあ……。

とまあ余談はこれくらいにして、本題に入りましょう。

 

モニターは毎年何かしら買っていたのですが、人生初のウルトラワイドモニターです。

 

今回新調するにあたっての条件は、

・UWQHD(3440x1440)

・34インチ

・平面

・ハイフレームレート(120Hz~)

 

最近出たものだと98%くらい曲面タイプなので、我ながらかなり厳しい条件でした。

平面タイプがあっても解像度・フレームレートが低い、または40インチクラスと、調べてみると本当に選択肢が少ないんですね。

最終候補に挙がったのは、MSIのM34WQとPA348CGVでしたが、色をウリにしていたこちらにしました。

PA348CGV自体も2022年に発売されたモデルなので若干古めに感じますが、平面タイプのものとしては新しい部類かと。

 

モニター本体。箱から明らかに大きかったですが、34インチの実物は結構な迫力がありますね。

3辺ベゼルレス仕様で、最近のモニターとしてはまあ一般的と言えるのではないでしょうか。

 

各種ボタンとOSD操作用のスティックです。

電源ボタンが左端にあるのは珍しいですね。気分的にLEDは右端にしてほしかったところ。

 

ProArtブランドのロゴが入っていますが、事務用品かと思うくらいにシンプルな背面。

VESA100mmに対応しています。

 

3.5mmイヤホンジャック、HDMI 2.0が2ポート、DisplayPort が1.4が1ポート、90WのUSB-PD対応のUSB-Cポート、USB 3.2 Gen1 USB-Aが2ポート。

USB-Cがアップストリームなのですが、デスクトップにつなぐ際は給電機能が勿体ないので、別途USB-Bのポートが欲しかった次第……。

せっかくのUSB-PD対応なので、充電などに使いたいところです。

 

もちろん電源内蔵タイプです。ACアダプター駆動のモニターは駆逐されてほしい……。

スイッチがあるのは、普段DELLのモニターを買っている身からすると珍しく感じます。

 

撮影し忘れていたので側面部分を追加。こちらにもUSB 3.2 Gen1 USB-Aが2ポートあります。

刻印を見てみると0.9A出力のものと、1.5A出力のものがありました。背面のものはすべて0.9Aでした。

ちょっとモヤッとする点があったので、そこは後ほど。

 

続いて付属品。USB-C to Cケーブル、DisplayPortケーブル、電源ケーブル、マニュアル、キャリブレーションの証明書。

 

スタンド類。マニュアルには別売りとありましたが、C型のクランプも入っていました。

モニターアームというには自由度がないですが、コンパクトに設置できますね。

 

エルゴトロンのLX デスク デュアル モニターアームを使って縦2段で設置してみました。

25インチのモニターよりも若干長いくらいなんですよね。平面でも思っていたより見やすい印象です。

 

ちなみに下のモニターはAW2524HFです。500Hzのヌルヌルさを知ってしまっているが故に、サブモニターでもフレームレートを妥協できませんでした……。

 

OSDは結構おしゃれな感じにまとまっています。スティック操作なので設定は快適。

 

設置して気になった点としては、この下部ベゼルの出っ張り感でしょうか。

ヘアライン加工がされていますが、ここだけ一昔前なモニター感があります。

ホコリも積もりますし、フラットな方が良かったですね。

 

貴重な平面ウルトラワイドモニターの有力な選択肢

まず、34インチウルトラワイドというサイズは、想像しているよりも手頃でよかったです。

私が縦に並べるという置き方なこともあってか、特別首が疲れるということもありません。

25インチ+αくらいのサイズなので、このモニター1枚をメインに据えるというのも悪くはなさそうです。

 

今回リモートワークでリモート先のデュアルモニターを1画面に映したいという野望もあり購入しましたが、フルHD2枚だともう少し解像度があったほうが快適ではありそう。

上下に帯が入るものの、仕事には十分耐えうるテキストサイズでした。

 

画質については、若干グレーの表示が弱い気もしますが、十分綺麗な表示かなと思います。発色は鮮やか寄りですね。

120Hzのおかげもあって、FPSを除くゲームがヌルヌル遊べるのもポイント高いです。

ウルトラワイドモニターで遊ぶアーマード・コアは格別……!

 

マイナスポイントを挙げるとすれば、USB-Cのアップストリームが有効でないと、3つある0.9AのUSB-Aポートに給電すらされない点でしょうか。

1.5Aのポートは常時給電されるという謎仕様すぎて故障を疑いましたが、そういうものっぽいです。他のUSBポートも充電に使いたかったのでやや不便ですね。

 

どうやっても使い物にならないスピーカーも搭載されていますが、モニターに内蔵されるスピーカーに期待するほうがおかしいので、個人的には採点外です。

 

そもそも何故私がウルトラワイドモニター主流の曲面タイプではなく、あえて平面タイプを求めていたかというと、画の歪み感が写真レタッチなどにプラスにならないからでした。

曲面タイプはゲームや動画閲覧などであれば、そこまで気にならないかとは思うのですが、違和感はあるので作業向きではないと感じています。

ProArtブランドで曲面モニターがないのも、そういうことなのではないかと。

同じ考えで曲面タイプは買えないという方がいれば、このモニターはとてもいい相棒になると思います。