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Apple iPad Pro 12.9 (2021) Wi-Fiモデル レビュー

話題のミニLEDがどれほどのものか気になったので、12.9インチ版を初購入。

Apple iPad Pro 12.9 (2021)

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16GBメモリを搭載しているのがストレージ1TB以上のモデル限定だったので、こんなに容量は要らないと思いつつ1TBにしてしまいました。

本当は512GBくらいでよかったんですけど、8GBと16GBの差は大きすぎるなと……。

2018年モデルの4GB or 6GBの時とは比べ物にならないですよね。

 

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箱オープン。サラサラのビニールに包まれたiPadは何かと気分がアガります。

 

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本体を見ていく前に付属品から。USB-C to Cケーブルに加えて、20WになったACアダプターが付いてきます。

 

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書類入れには恒例の林檎ステッカーとマニュアル諸々。

 

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本体は2018年モデルのときから殆ど変わっていないんですが、簡単に見ていきます。

画面を点けるの忘れました。

 

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画面上部にインカメラ、マイク、FaceID用のセンサーが並びます。

インカメラはパワーアップしていて、まずは超広角化。更にビデオ通話などで動いても追尾してくれる機能が付いたようです。

オンラインミーティングが増えたご時世では、結構有用な機能かもしれません。

 

ちなみに今回も保護ガラスは購入したのですが、この部分をカバーしているものはなくなってしまったんですかね。

全画面タイプでも動作はしていたのですが、よっぽどトラブルが多かったのでしょうか。ゴミが溜まるので、切り欠きなしタイプも出して欲しい……。

 

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上部には電源ボタン、スピーカー、マイクが配されています。

スピーカーの音質は悪くないのですが、フロントにあったPixel Slateと比べちゃうと迫力は薄いですね……。

 

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右側面に音量ボタンとApple Pencilの充電ポート。

Apple Pencilは第3世代が出るとかもありましたが、特に進化はなく第2世代のものを使用します。

スペースグレイだとペンをくっつける部分の塗装が剥げるらしいので、今回もシルバー安定です。

 

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左側面にはマイクポートがあるのみ。特筆なし。

 

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底面にはUSB-Cとスピーカー。見た目は本当に2018年モデルから変化がないですね。

USBは今回からThunderbolt / USB 4に対応して、転送速度が40Gbpsと超高速になりました。

私は対応機器を持っていないので、今の所恩恵はありません。

 

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背面。今回はセルラーモデルを選ばなかったので、アンテナは上部だけと非常にスッキリしています。

 

どうして今回の目玉の一つでもあろう5Gを見送ったかというと、12.9インチと大型な点&コロナ禍で持ち歩きはしなさそうというのが理由。

持っていったとしても、テザリングで十分事足りることが経験則で分かっていますしね。

 

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2018年モデルから一番変わったのはカメラですね。といっても、2020年モデルで変更された部分だったりしますが。

広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラになり、LiDARセンサーが付いたものになっています。

 

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写真だと画質は分かりづらいですが、液晶をチェック。

昔からiPadは色に関してしっかりしていますが、鮮やかさがアップしましたね。

階調の破綻がなく、グラデーションも綺麗なので文句なしです。

 

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ミニLEDが真価を発揮するのは黒い画面。

これは電気を消して撮影しただけなのですが、黒浮きが全く感じられません。

写真なら有機ELと遜色ないレベルですね。

 

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左半分だけ露出を上げてみました。アイコンや文字の部分だけバックライトが光っているのがわかると思います。

技術自体はテレビのバックライト制御と変わらないですが、その分割が非常に細かいので変なぼやけ感もなく、高いコントラストを実現できていますね。

 

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バックライト制御のないiPhone SE2と比較すると、違いは明らかに。

ここまで暗く出来るのであれば、有機EL同様にダークモードが消費電力の低減に繋がりそうです。

 

液晶の進化は魅力的ながらも、ライトユーザーに性能の実感は難しい……

ミニLED搭載というだけで12.9インチモデルを買いましたが、本体はそこまで大きいものではなく、意外と手頃なサイズで良かったです。

一眼で撮影した写真がズームなしに細部までチェックでき、漫画が見開きで難なく読めるのは大画面ならではですね。

高い解像感に加えて更に美しくなった液晶は、コンテンツを消化するデバイスとして頂点レベルの代物でしょう。本当に綺麗です。

 

内面的にはM1プロセッサを搭載し、Macと同等レベルの処理速度を得たわけですが、普段使うようなアプリだと違いはわからないのが正直な所ですね。

エンコードの時間などで判断はできそうですが、前の世代から十分にサクサクなので、ライトな使い方であればプロセッサを理由に買い換えるのは微妙かなと。

 

11インチに関しては更にその傾向が強くなります。

ミニLEDも搭載していないですし、何故Proにするのかという理由を考えてみても良いかもしれません。

A14搭載のiPad Airが良いという人も少なくないでしょうね。カラー展開とTouch IDはProにない魅力的な部分でもありますし。

 

まあ折角2021年モデルを検討しているという人の背中を押すのであれば、このスペックなら数年は全く困らない性能であることが間違いないということですね。当面は腐りません。

買うのであれば最新技術を体験できる12.9インチが個人的にはおすすめです。

半導体の事情からしても供給は不安定になりそうですし、今が買い時といえば買い時です。 

 

日曜からのキャンペーンでポイントが大量に付くので、安く買いたい方はAmazon一択ですよ。  

 

あ、あともしもの時の修理代が85,580円と高価すぎるので、Apple Careは加入必須だと思います。

Apple PencilやMagic Keyboardなどのオプションもサポートされるので、入って損はないでしょう。

 

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