"脱落しない"を念頭に、701SMのカメラマウント問題を解決。
701SMではドラレコ代わりに、カメラを装着してまかなおうと目論んでいました。
前方はInsta360 ONE X2、後方はアクションカムといった具合ですね。
ドラレコは便利なんですけど、やはり配線問題で見た目があまりよろしくない。
701SMは特にシート下が狭いですし、いい結果にはならなさそうで早々に諦めました。
前方はRAMマウントを使用したハンドルマウントで解決したのですが、問題は後方。
安直にソニー純正のマウントをリアフェンダーに貼り付けていたのですが、これがまた異常なくらいくっつきが悪いんです。
形状が悪いのか曲面マウントも4隅しかくっつかず、どんなに圧着しても軽く引っ張るだけでポロッと取れてしまいました。
これではカメラが落ちてしまう……。
というか落ちていました。発進して間もなく真っ二つになりました。
こんな感じでも録画は出来たのですが、ソニーストアのワイド保証を生贄に新品を召喚。
入っていてよかった5年ワイド。ありがとう5年ワイド。ソニーストアの保証は偉大です。
脱線しました。
次は曲面に影響されないような、GoPro用の小さな粘着マウントを検討しましたが、粘着テープな時点で外れて落ちるという不安は残ります。
そうなるともうボルト留めしか選択肢はありません。
ああでもないこうでもないと調べていたら、コンパクトで安全そうなものを見つけました。
それがこちら。コールドシューと呼ばれるものです。
初めはストッパーなしのものを買っていたのですが、カメラが抜け落ちては元も子もないのでストッパー付きに変更。
ギミック上仕方ないとはいえ、少し高さがあるのは欠点ですね。
設置イメージとしてはざっくりこんな感じです。
気休め程度にフェンダー保護用のゴムワッシャーを挟みました。
このコールドシューは元々カメラ用ということもあり、1/4インチ(6.35mm)のボルトで留めることを想定されています。
ナットやワッシャーのことを考えると調達が厄介なので、M6ですべて置き換えた方が利口でしょう。
あと注意点としては通常のM6ボルトだと頭の大きさが10mmほどあるので、コールドシューの溝よりも太い場合が多いです。
小頭タイプのボルトを購入する必要があるので、その点のみご注意ください。
パーツが揃ったらあとはフェンダーに穴を開けて、ボルト留めするだけ。
難しいのはフェンダーの中心を取ることくらいです。
M6ボルトということで6mmの穴を開けたくなりますが、5.5mmの穴を開け、ネジ山を切りながら締めたほうが外れにくく、防水的にも良いかもしれません。
カメラを装着するとこんな感じです。三脚穴なのでInsta360 ONE X2を使ってもよさそうです。
5/5 走行動画を追加しました。
夜が弱いのはアクションカムの限界ですが、過去に悩まされたようなひどいブレもなく、 中々いい感じではないでしょうか。
最強クラスの安全性を備えたカメラマウント完成
フェンダーに穴を開けるのは悩むところでしたが、完成した姿は悪くないですね。
指で動かしたくらいでは全くぐらつかず、ちょっとやそっとじゃ取れそうにありません。
ナイロンのロックナットも採用したので、緩んで外れることはなさそうですし、カウルが砕けるか、マウントが壊れるか、ボルトが折れなければ大丈夫そう。
ちなみにカメラ装着時に蹴っ飛ばしてしまいましたが、マウントが壊れるようなことはありませんでした。
これでようやく安心してカメラを回す事ができますね。
最後に今回使った素材一式をまとめておきます。よろしければ是非加工してみてください。