2022年末に購入していたのですが、いろいろあって1月半ばに納車されました。
KTM 890 DUKE R (MY2022)
701 SUPERMOTOに飽き、乗る頻度も減ってきたことから乗り換えてしまいました。ST250Eから続いた単気筒生活も終わりです。車検を通すという目標はなんだったのか。
2022年モデルはSUPER DUKE R譲りのブルーカラーになって、非常にカッコよくなりましたね。カスタムを中心に紹介していきます。
最近のDUKEといえばこのLEDヘッドライト。390 DUKE以来なので懐かしい感じがします。
701SMとは比べ物にならないくらいの光量で安心安全です。
DUKEのメーターむき出しデザインは個人的に微妙なので、純正パーツのスクリーンはマストですね。
もう少し大きいスクリーンもあったのですが、今回は小型のものにしました。
ウィンカーもKOSOのRough Craft IONという小型のものに交換しましたが、存在感がなくてとても良いです。勿論車検対応。
ディーラーによると、890 DUKE Rというか最近のモデルはウィンカーの交換がシビアらしく、インジケーターのエラーが出やすいとのことでした。(納車遅れの1つの要因)
ハンドガードはACERBISのX-TARMACを装着。今回は輸入してLEDテープが仕込まれていないタイプにしました。
バーエンドだけで保持するタイプのため、ハンドルバー側にステーがなくてスッキリします。
クリア部分は取り外しが可能で、夏場など風除けがそこまで必要ない場合は外してもよさそうですね。
ミラーはRizomaのGenesiを選択。Tomokとも迷ったのですが、細かい角度調整ができなさそうだったんですよね。
このミラーはボールジョイントが仕込まれているので、その点バッチリです。
前からの見た目はいい感じにまとまりました。
ハンドガードのクリア部分を取ったらもっとスタイリッシュになりそうです。
ラジエーターガードはAliexpressの安物で節約。形状はEvotech系のパクリっぽいですね。
メーターは390DUKEとは異なるデザインのフルカラー液晶タイプ。
情報1つ1つが大きいので、情報量は減った印象です。
スイッチボックスも390DUKEと似たような感じですが、今回はクルーズコントロールのオプションを追加したので、上部にレバーが増えています。
左に入れるとモードのON/OFF(メーター横のアイコン点灯)、走行中に下に入れると速度を固定することが可能です。設定後は1km/h刻みで微調整できます。
クルコン使いたさに乗り換えた節もあり、長距離ツーリングが楽しみです。
純正オプションのグリップヒーターも勿論追加。純正なだけにデザインを損ねないのがいいですね。
温度調整はハンドルのスイッチから変更します。
グリップ側にボタンが無いので、いつの間にか切れているということがなくて快適です。
スマホマウントは最近出たSP CONNECTの最新モデルを装備。
701SMで一度もiPhoneのカメラが壊れなかったので、SP CONNECTは推せます。
今回はアンチバイブレーション機能付きのワイヤレス充電マウントにしましたが、振動も酷くないので通常モデルでもよいですね。
クラッチはワイヤー式。意外と油圧じゃないんですよね。
ダイヤルでレバーの位置調整できるタイプは初めて。硬さもないし、ダイヤルの操作感も気持ちいいです。
無印890との違いはいくつかあるのですが、ブレンボのラジアルマスターシリンダーを標準装備しています。
最初は値段の差から無印を買うか悩んだのですが、ブレーキ一式と工賃でその差が埋まると聞いてRにしました。
ブレーキローター径も無印から大きくなり320mmに。
至るところがレース仕様の装備らしく公道走行にはオーバースペックっぽいですが、ブレーキのタッチがなめらかすぎてびっくりしましたね……。
私でも無印に乗ったら違いがわかるのだろうか。
タイヤはミシュランのパワーカップ2が標準装備。公道走行可能なものの、サーキット用ですね。
だいぶパワーのあるバイクなので、ライフがどれほどのものかは気になります……。
クラッシュパッドも念のため前後で装着しました。純正パーツで金属のものも出ていたんですね。
マフラーはひとまず純正のままです。バナナみたいな変わった形状で、正直あまりカッコよくはないですね……。
FMFの701SMからの乗り換えだったので、かなり大人しい印象。車検対応らしいので変えるならアクラポビッチですかね。
あと、タンデムステップの造形はもう少しカッコよくしてほしいなあ……。
とりあえずのフェンダーレス。テールランプを兼ねたウィンカーにすることで、非常にスッキリした見た目になりました。
まだ設置途中の画ですが、ドラレコもここに入れるとちょうど良さそうです。
横から見るとこんな感じ。マフラーの排熱がウィンカー近くで出てくるので、小型ウィンカーじゃないと溶けてしまう可能性大とのこと。
パラツインの滑らかな加速……これは飛ぶ
納車されてからそこまで乗れているわけではないのですが、あり得ないくらい加速がスムーズ。そしてびっくりするほど振動が少ない!
あっという間に制限速度に達してしまうので、サーキットに行きたくなる気持ちも芽生えます。
890ccとリッター間近でかなりの排気量を誇りますが、それを感じさせない乗りやすさは、高レベルな装備あってこそなんでしょうね。
LC4のバカみたいな爆発力とは対照的です。機構の違いだけでこんなにも変わるとは本当に面白い。
701SM的なワンパクさはないですが、走ることに関してはとにかく快適です。ツーリングが楽しみになりました。
今回も試乗や跨がることもせずに契約してしまいましたが、ライディングポジションはやや前傾でしょうか。といってもそこまでレーシーではないので、乗りにくさはなし。
701SMからだと、車高の違いで若干足が余る感じがして、しっかりニーグリップしないと……と、なったくらいですね。
まだ寝かすのは怖いですが、車体との一体感を味わいながら走れそうです。