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<投稿頻度鈍化中>ゲームとフィギュアとガジェットとバイク(690SMC R)にお金をかける人のログ。

ASUS ROG Strix Arion EVA Edition レビュー

特筆してエヴァンゲリオンが好きな訳ではないのですが、惹かれるものがあり購入。

ASUS ROG Strix Arion EVA Edition

最近ASUSMSIといったPCメーカーとエヴァがコラボしていますね。

こういったコラボって無理やりなコラボ感が強く、普段ならスルーしてしまうのですが、このSSDケースは作品に出ても違和感のない「それっぽさ」があり、ポチってしまいました。

1万円オーバーとSSDケースとしては非常に高価なのですが、予約完売のようです。

 

内容物はケース、バンパー、ストラップ、USB-AtoCケーブル、USB-CtoCケーブル、ピン、マニュアル類です。

かなり気合の入ったコラボのようで、いずれも作り込まれていますね。

 

ケースを開けるときに使用するピンにはNERVロゴ。

SIMスロットピンと同じサイズなので、出番はありませんが……。

 

これはコラボ商品ではない通常版のArionも同様ですが、ケーブルにROGのロゴが刻印されています。

ここまでやっているメーカーも珍しいですね。

 

ケース本体。金属製なので、ケース自体がヒートシンクの働きをしてくれます。

若干重いのが難点でしょうか。

 

裏面はROGロゴ。ちなみにこちらが蓋となっています。

 

ケース側の端子はもちろんUSB-C。右にある穴にピンを挿すことで蓋が開きます。

 

中身。サーマルパッドはSSDだけではなく、チップもカバーできるように配置されていますね。

 

SSDを装着するとこんな感じです。

ドライバー不要が売りのようですが、開閉にピンを使う方がよっぽど使い勝手が悪い気はします。

 

付属のバンパーを装着してみました。バンパー自体にもロゴが印刷されています。

千切れてしまうのではと不安になるくらいキツめの作りで、一度装着したら外すのを躊躇うレベル。

 

側面にはROGの刻印が施されていました。

 

PCと接続するとNERVロゴと上部のアクリル部分が光ります。

ソフトウェアで光り方を制御できるようですが、これ以上制御ソフトをインストールするのもアレなので、デフォルトのレインボーで使用します。

 

USB-CtoC接続で行ったベンチマークはこちら。

10Gbpsが限界なので、高価なGen4のSSDを使う必要はありませんね。

 

性能良し、デザイン良し。大満足のコラボアイテム

SSDケースとして優秀なものというのは知っていたのですが、コラボデザインになることでより満足度の高いアイテムになったなと感じます。

 

読み書き性能は10Gbps対応製品として一般的なラインですが、何回かベンチマークを行っても本体全体がほんのり温かいくらいでした。

発熱しやすいNVMeSSDも安心して運用することができるのは、金属筐体ならではですね。

 

デザインもグレーが基調で、初号機の色をあしらったアイテムのような派手さはないですが、わかる人にはわかるエヴァ感のあるデザインは秀逸です。

傷が入っても味に見えそうなデザインなので、アクティブに使えるのもいいですね。

 

これはArionの元々の作りの問題ですが、ピンが必須なケース、きつすぎるバンパーはどうにかしてほしいところ。

ボタン型だと開閉が楽なので理想ですが、せめてバンパーにピンの通る穴を設けるなど……。

やりようはいくらでもあると思うので、次期Arionに期待したいところです。