国内にどれだけの数が出回っているのか?というくらい希少なRX 6800 XTのオリファンモデルを購入。
SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 6800 XT OC 16G GDDR6
RX 6900 XT争奪戦が一段落したところで無事に手に入れられました。
オーバークロックによって推奨電源が850Wとなった化け物GPUです。
実は最初、ASUSのTUF RTX 3080に行こうかと思ったのですが、未だに買えない上、ほぼ同じ値段でメモリが16GBになるならとこちらにしました。NVIDIAもAMDも供給がしょっぱすぎますね。
箱の中はグラフィックボード本体とマニュアル類です。ステッカーなどは入っていませんでした。
大型の3連ファンを搭載し、カード長は310mm。結構長いです。
小型のケースだと少し厳しいかもしれません。
背面パネルはシルバーで非常にカッコいいですね。ロゴマークにはLEDも仕込まれています。
CPUクーラーで黒成分が大幅に増したので、差し色としていい感じ。
パフォーマンスモードとサイレントモードを切り替えられるデュアルBIOS仕様。
基本的にパフォーマンスから切り替えることはなさそうです。
映像出力はHDMI2.1が1つにDisplayPort1.4が3つ。
上位のSPECIAL EDITIONだとDisplayPortが1つ減って、USB-C出力が付くようです。
補助電源は8ピンが2つ。分岐ケーブルでも問題ないとは思いますが、念のため別々のケーブルから1つずつ接続してみます。
マザーボードに装着。X570 Pro4ともマッチしていていい感じ。
前面に配置したファンとの隙間は本当にわずかです。
CPUクーラーといい、とにかくギリギリで構成されたPCになってしまいました。
最近のグラフィックボードは漏れなく非常に重いので、AMDのキャンペーンで貰ったアルミステーで支えておきます。
支えがないと徐々に垂れてくることでしょう……。必須です。
起動すると結構ピカピカと光り輝きます。LEDはマザーボードと接続すると同期できるようです。
ようです、というのもピンヘッダを見逃しました。また開いて挿す気にもならず、これでもいいかな……。
最新CPU+GPUで現状最高峰のゲームプレイ環境へ
『Overwatch』や『Apex Legends』をプレイしまくったのですが、RDNA2のパワー恐るべしという感じ。PS4世代のタイトルなら全く困らないでしょう。
フルHDなら設定を盛っても軽く240fpsオーバーを叩き出せるんですよね。これならWQHDの240fpsも多少設定を下げれば余裕かなと。
最新のゲームはどうなのか気になったので『サイバーパンク2077』も購入してみたのですが、4Kウルトラ設定だと40fps前後、フルHDは低でもウルトラでも140fps前後でした。
GPUの使用率もまちまち、設定を変更しても大きく変動がないので、ドライバの最適化でもう少しマシになると信じて待ちましょう。
RX 6800 XTの上位モデルとしてRX 6900 XTというものもありますが、パフォーマンス的には10%くらい上がるか上がらないからしいので、よっぽどのこだわりがなければRX 6800 XTでいいと思います。ほぼ同じ性能で、プラス数万円の価値は見出だせないかな。
あとRyzen 5000シリーズを使っているなら、パフォーマンスが更に上がるSmart Access Memoryも忘れずにオンにしたいところです(Intelマシンでも使えるようですが……)。
SAMについては、ツクモが解説ページを用意してくれているのでこちらも是非。
これで3年くらいは戦えることを祈っています……。
RX6800は予約受け付け中ですね。
Sapphire NITRO+ Radeon RX 6800 OC グラフィックスボード 11305-01-20G VD7467
- 発売日: 2020/12/04
- メディア: Personal Computers