VESAマウントのないモバイルモニターを設置するために購入してみました。
SHANX アルミ製タブレットアーム
先日購入したand Sを使ってMAG162Vを縦置きしていたのですが、猫に追突されて倒されるのでモニターアームへ移行です。
15.6インチモニターなので中々対応するものが見つからなかったのですが、15インチまで対応ということでこれにしました。
内容物。アーム本体に加えて、マニュアルとネジ、レンチが付属します。
早速組み立てを行っていきます。
まずはクランプ部分に支柱をセットしてネジ止め。レンチを使うのはこの部分だけでした。
支柱がセットできたら、机に設置します。土台が小さくていい感じですね。
お次はアームの調整。レバー付きのネジなので、ツールレスで調整可能です。
端の黒い部分が熱収縮チューブなのは安っぽい……。
ナットは緩み止め付き。
可動部分のパーツだけメッキなのは気になるので、表からは見えないとは言え、つや消し仕上げで揃えてほしいところです。
可動部分はこのようになっており、すべての可動軸に対してギアがしっかり保持してくれます。
ネジを締めるとびくともしません。
マウント部分。片側だけ稼働するようになっており、様々な大きさの端末に対応します。
小さい端末だとはみ出してしまうのは気になるかもしれませんね。
端末が当たる部分はやわらかいフォーム素材が充てがわれています。
クッション性を利用して、キツめにセットすると縦置きも可能です。
アーム3本タイプを購入しましたが、2本分の長さで十分でした。
ギアによって稼働の段階が決まっているので、ガス式など無段階で調整できるものと比べると調整のしにくさは感じます。
悪戦苦闘した結果がこちら。AW2721Dと並べるとちょうどいい高さですね。
A4よりスリムくらいな感じなので、PDFや電子書籍を読むのにぴったりでした。
良くも悪くも中華メーカークオリティなアーム
モニターを安定して縦置きしたいという目的は無事に達成できました。
フォーム素材のグリップ力が高いのか、ズルズルと落ちてくることもなく、思っていたよりもずっといいです。
機能は十分なのですが、細かい部分を見ると、THE 中華って感じは否めません。
個人的に一番残念なのは、マウントの爪部分のデザイン。何故楕円なのか。
そして、ネジ止めの目隠しがシールなのも微妙です……。
端末の保持機構も、RAMマウントのスマホマウント的なものだとスマートで良いのですが、お大型端末だと難しいんですかね。
素材だけではなく、もうちょっとデザインにも凝ってほしいところです。
かゆいところに手が届くけどちょっと微妙……な出来ではあるのですが、iPadしか目がない国内のメーカーでは、このサイズの端末用は発売されないですからね。
中華メーカーのフットワークの軽さに感謝しながら使いたいと思います。