待ちに待ったPS5の発売日がやってきました。開封をメインに240Hzモニターでの動作状況などを書いておきます。
ソニー Playstation 5
情報公開も小出しで、体験イベントみたいなものもなかったので、かなり静かな発売ですね。
まあそもそも流通量が少なく、売ってないというのが一番の理由でしょうけど。
歴代最大の本体サイズなので箱は大きいですが、初期型のPS3と変わらないくらいのイメージです。届いた時の第一印象は「意外とコンパクト」でした。
Amazonで購入したのでエコバッグ付き。PS5が入るサイズ……ではなかった。
箱の中身が分かるシール付きで送ってくるのはやめてほしい。
箱の最上段は白い小箱が入っていました。こちらに付属品がまとまっている模様。
本体の緩衝材はPS3の時のような感じで、ダンボールを組んだものではなくなっていますね。
流線型だとこちらのほうが良いのでしょう。
まずは小箱を開封。エコ志向になり、ビニール系の素材が紙などに移行しています。
付属品はDualSense、スタンド、電源ケーブル、HDMIケーブル、USB-A to Cケーブル、マニュアル類です。
今回はディスクドライブ付きのモデルを購入。
デジタルエディションが欲しかったのですが買えませんでした。
細部を見る前にスタンドを使って縦置きしてみたいと思います。まずは底面のネジ穴カバーを外します。
スタンドの皿を回転させると収納部分が出てきます。このギミックすごいですね。
こちらにネジ穴カバーを挿し、代わりにネジを取り出します。
背面側に爪を引っ掛け、最後にネジ止めして完成。
見慣れたPS5の姿ですね。
接地面がコンパクトなので結構グラグラする印象。相変わらず無いよりはマシくらいの存在感。
前面に電源ボタン、イジェクトボタン、USB-C、USB-Aポートが1つずつとディスクドライブです。
ボタンは静電容量方式ではありません。初期型PS4では、誤動作の原因でしかなかったですからね……。
PS4で使っていた拡張ストレージを前面のUSB-Aポートに挿してみたのですが、裏にあるポートに挿してくれと怒られました。何故。
裏面はUSB-Aポートが2つにLANポート、HDMIポートに2ピンの電源ポートですね。
USBポートが合計4つも付いているのは便利ですね。ちなみに光オーディオ端子は終焉を迎えました。
背面が美しすぎるのでもう1枚。デジタルエディションならもっと美しい。
両サイドのカバーも外してみました。軽く持ち上げてずらすだけと、非常に簡単。
縦長の金属カバー部分はSSD増設用のM.2スロット。下側はディスクドライブです。
こちらの面にはファンが吸った埃を掃除機で取り除けるダストキャッチャーがあります。
右側の深い穴ですね。本体の中央下部にもあり、合計2つ。
猫を飼い始めたこともあり、お世話になりそうです。
パネルの裏面はこのようになっていました。
爪の方向からもわかりますが、縦置きにした際の底面側にスライドさせる感じです。
PSロゴの近くにある丸いロックを外すために軽く持ち上げる必要があるんですね。
パネルの片側にだけピクトグラムが刻まれていました。こちらは後ほどまた出てきます。
今回は横置きで運用するので、スタンドを調整。
受け皿を回転させて、中央部分の突起が飛び出たまま固定されるようにします。
そして爪を先程見つけたピクトグラムに合わせて引っ掛けるだけ。
ビスによる固定はできないので多少ずれるのが気になるところ。
デジタルエディションなら縦置き一択ですが、ディスクドライブ有りなら横置きのほうがしっくりきます。
エディハド美術館にしか見えない……。
お次はDualSenseを見ていきます。
マイクを内蔵したり、ボタン名称が変わったりなどはしましたが、あまり大きな変更はなし。
見た目の変化といえばミュートボタンが増えたくらいですかね。手元でミュート出来るのは便利ですね。
握り心地は良いのですが、グリップがなだらかな分、スティックの位置がDualShock 4よりも高く感じるので若干操作しづらいです。
スティックを触っている感じは、Xbox系のコントローラーのポジションに近づいた気がします。
据え置きでボタンがクリアのまま発売されたのは初でしょうか。
発売こそなかったものの、PS3のプロト版コントローラー(ブーメランコン)もクリアでしたよね。
L1・R1ボタンがかなり大きくなっています。L2・R2も少しだけサイズアップ。非常に押しやすいです。
ついに接続端子はUSB-Cへ。当然の流れでしょう。
裏面にはマイクとリセット用ボタンを押すための穴があります。
背面ボタンはつくと思ったのですが、残念ですね……。
グリップ部の滑り止め加工はピクトグラムデザイン。グリップ感はデュアルショック4のほうがいい感じですね。なんだか汚れが詰まりそうですし、最終的に摩耗して消えそう。
マニュアルにも記載されているのですが、黒い部分は簡単に外すことができます。
塗装してもいいでしょうし、カスタムパーツはいつか出てきそうですね。
起動するとエッジが光ります。未来感というか、こういう演出がソニーは上手いですよね。
モデルチェンジすると真っ先にオミットされるんですけども。
本体側のパネルにもDualSenseと同じピクトグラムが刻まれていました。
ストレスフリーのサクサク動作は次世代感あり。ハイフレームレートはモニターを選ぶ?
まだメニュー操作と少しだけゲームをしたくらいですが、ひたすらにレスポンスがいいですね。レストモードからの復帰の速さはビビります。
また、毎ハードで「重い」と悪名高いPSStoreからもソフトを購入してみましたが、PS4のときにあった待ち時間はほぼなし。あまりにサクサク買えてしまって怖いです……。
グラフィックが良い、ロードが速いのはもう当たり前なんですが、DualSenseのハプティック機能がかなり凄い。
トリガーの硬さが変わったり、壊す素材によって異なる振動が伝わってきたりと、想像していたよりもリアリティのある触感を味わえます。
さらに音響とリンクすることで、ゲームの一部が画面の外に出てきたような印象を受けますね。
非常に新鮮なのですが、これって電池持ちにどれくらい影響あるんでしょう。
プリインストールされている『ASTRO’s PLAYROOM』は、買ったら真っ先にプレイするのをオススメします。
あと設定をしていて見つけた面白い設定がこちら。
私はカメラ操作の上下だけ反転操作でプレイしているのですが、なんとそんなニッチな設定を本体に記憶できるようになっていました。
凄い地味ですが、オプションを開かなくても無意識に設定してくれるというのはありがたいですね。
他にも設定項目は無数にあるのですが、あまりに多いので今回は割愛します。
ほかに「おっ」となったのは本体の録画機能。
4Kに対応したのはもちろん、タイトルによっては60fpsでキャプチャされていました。
mp4形式はフルHDのみで、4Kは強制的にWebM形式になるようですが……。
基礎機能も着実に進化を遂げているようです。
そして気になるハイフレームレートモニターの話。
PS5は4K/120fpsに対応していますが、240Hz対応のAF2521HFに接続しても60Hz動作になってしまうようです。
メニュー時は非対応で、ゲーム起動時に対応するのかも?と120fps動作に対応したタイトル『Devil May Cry 5 Special Edition』を購入して確認。
120Hz以上に対応したモニターとあるので240Hzでも行けるはず。ですが、この通り怒られました。だめか……。
念の為PCで確認したところ、AF2521HFはHDMI入力での120Hz動作に対応。
こうなるとPS5との相性問題でしょうか。話題の1440p対応とともにアップデートに期待したいです。
触っていてストレスのない、気楽に使える良いハードだとは思うのですが、やはり品薄が問題ですね。年内はまだまだ争奪戦が厳しそうです。