もう一台アクションカムが必要になったので購入してみました。
OSMO Actionの他にもGoPro HERO8やInsta 360 ONE Rとよりどりみどりな訳ですが、何故これにしたのかというところから。
GoPro HERO8は7と内部的な部分は殆ど変わっていないという話もあり、マイナーアップデート感が否めず落選。マイク接続アダプターも高い上に非常にダサいです。
Insta 360 ONE Rのモジュラー式は気になるものの、きっと面倒で切り替えないし、不良にも繋がりそうということで選択肢から消えました。
こちらもマイクアダプターが現時点では良いのがないんですよね。RODEというメーカーのものが発表時は用いられていましたが、お値段約3万円……。アリエナイ。
そんなこんなで残ったのはOSMO Actionとなったのでした。
DJI OSMO Action
ドローンで有名なDJIから出た初のアクションカムですね。発表時から注目はしていたのですが、買う理由もなかったのでスルーしていました。
シールで封がされているため、開けると蓋を閉めることが出来ません。箱からはあまり高級そうな印象は受けませんね。
付属品はマウント2種、ケース、バッテリー、USB-Cケーブル、書類でした。ちなみにマニュアルではない模様。
早速本体をチェックしていきます。
話題となった前面ディスプレイは、サイズを考えたら十分な画質かなと。
自撮りをすることは殆どないですが、画角もチェックできるので便利そうです。ちなみにロゴ下の部分はヒートシンクらしい。
レンズカバーはネジ式になっており、NDフィルターなどと交換可能。
カバー単体でも販売されているので、割れても安心です。
天面には電源ボタン、マイク、LED、シャッターボタン。
ボタンはそれなりの力を入れないと押されないので、ポケットの中で録画が始まるということはなさそう。地味に重要です。
右側面はマイクとスピーカー、バッテリーのロック機構のみ。
左側面にはモードを切り替えられるQSボタンとUSB-C端子、microSDXCスロットがあります。
端子カバーは引っ張ると簡単に外すことが出来ます。もちろん防水性は0に……。
底面はバッテリースロット。なんとバッテリーに蓋が一体化しています。
そして、このスロットがまた凄いんですよ。
きちんとバッテリーを奥まで入れないと、ロック機構のスイッチがオレンジになるんです。ひと目で分かるこの仕組みはよく出来ていますね。
ちなみにバッテリーケースはmicroSDケースにもなります。ただし、かなり外しにくいのでまず使いませんね……。
背面はタッチパネルディスプレイがあるのみ。ベゼルが均等じゃないのは若干気持ちが悪いです。
タッチの感度はよく、視認性・使い勝手は良好です。
新品購入時はアクティベーションが必要なのですが、ただのアクションカムに必要なのか……?
画面をスワイプすると各種メニューが展開。
この設定画面のほかにも動画再生(高速なSDカードが必須)、動画設定のショートカットなどが用意されています。
FDR-X3000と比べると設定のしやすさは雲泥の差ですね。
シャッター速度などが変更できるマニュアルモードも搭載。
ISO感度やシャッタースピードの設定はFDR-X3000になかった項目ですね。
そのため正直この項目を弄るという文化がなく、マニュアルのままにしたのを忘れて昼夜通しの撮影をし、痛い目に遭いました……。オートで十分でしょう。
有線マイクを接続するために必須となるアダプターです。
これがまた国内価格5000円くらいと非常にボッタクリ。時間がある人は輸入したほうが圧倒的に安価です。
アダプターとマニュアルのみ。梱包はOSMO Actionよりしっかりしていました。
下側のUSBーCを本体に挿し、上側のUSB-Cで充電、右側のプラグにマイクを接続する感じですね。
ケースをつけても使えるということで、ケースをつけないと非常にダサいです。三脚穴もないので、使う人はいないと思いますが……。
ケースを装着するとピッタリ。防水機能が失われた状態なので、不意の雨だけは注意したいところです。
ヘルメットには顎マウント装着。録画LEDなども見えるのでいい感じ。
ケーブルはアームの隙間を通して、バタつかないようにしています。
使いやすさは良いものの、個人的にはソニーの方がオススメ
最初にこんなことを書くのもあれですが、画質と画角を優先するならソニーのアクションカムを買ったほうがいいです。
FDR-X3000ユーザーの目からして明らかなのは画質の差でした。少しでも暗ければノイズ気味になり、色の鮮やかさについても、比較してしまうとかなり褪せて見えますね。
更に、手ブレ補正であるRockSteadyをONにすると、画角を狭くして補正をかけるので、画角を考えたら光学手ブレ補正のほうが圧倒的に優位でしょう。
RockSteadyをオフにするとヘルメットマウントでも結構揺れるので、機能を切るというのは実用的ではありません。
あと面食らったのは、動画ファイルが4GB分割になってしまう点。今の時代に4GB分割とは……。もちろんFDR-X3000は何十GBになっても1つのファイルで撮影できます。
かれこれ3年以上も前の機種となるFDR-X3000ですが、後継機は出せないのではなく、出す必要がないからなのかもしれません。
画質は散々なOSMO Actionですが、使いやすさはやはりこちら。
サクサクとしたタッチパネル操作、本体で動画をすぐに確認できるというのは、時代からして当然の流れかと思いますが、新鮮でもありました。
FDR-X3000はちゃんと平行になっているかを確認するためだけに、毎回スマホに接続していましたからね。
あと英語と中国語のみですが、音声操作にも対応していました。「Start Recording」と「Stop Recording」の聴き分けが微妙なのか、どちらを話しても録画・停止をしてくれます。多分もう使わない。
色々書きましたが、これが1機種目ということであれば、よくまとまったアクションカムだなとは感じました。
しばらくはこれを使う予定ですが、ソニーから新しいのが出たら買い替えると思います……。
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