5代目のバイクにして冬の人権を得ました。
キジマ グリップヒーター GH07
長く乗ることを見越して初導入です。まあ着けても昔ほど乗らないんですが……。
お値段は11,000円ほどと、思っていたよりも安かったです。
GH10という新機種も出ているのですが、701 SUPERMOTOには非対応。今回のGH07になりました。
内容物はグリップ、電源ケーブル、エレクトロタップ、インシュロック、アルミテープ、エンドキャップ、マニュアル。
開封してまず面食らうのは電源側のケーブルの太さですね。
カバーもあってか配線に不安がよぎります。
電源ボタンとインジケーターは左手側。右手の方は特に何もありません。
デフォルトで貫通しているので、ハンドガード用に加工しなくていいのは楽ですね。
付属のエンドキャップは結構チープなので、バーエンドは用意したほうがよさそう。
もちろんヒューズは交換可能。
かなりみっちり挿さっており、抜くのが地味に大変です。
ディーラーに持ち込んでサクっと装着していただきました。
701SMのハンドルバーでは若干緩かったので、付属のアルミテープで厚みを調整しています。
Husqvarnaのロゴがなくなってしまったのは寂しい……。
スロットルを回す都合、ある程度余裕をもたせた配線になっています。
戻すときにボックスにひっかからないようにしないと危険です。
電源は押すたびに青(弱)→緑→黄→橙→赤(強)→OFFと変化しループします。
ボタン一体型はスッキリしていいですね。
懸念していた極太ケーブル。こちらはピタッと這わせられるのでそこまで悪目立ちはしない印象です。
真正面はハンドガードで隠れるし、下から見なければOKでしょう。
暖かいけど完璧ではない。さらなる上は電熱シリーズ……。
冬用の厚めの手袋や秋用のちょっと薄めの手袋で走ってみましたが、しっかり熱は伝わってきます。
昼間くらいであれば半分くらいの出力でも十分かもしれません。
手が暖かいだけでかなり快適ですね。もっと早く着けておくべきだった……。
手のひらはしっかり暖かい一方、指先は限界がありますね。
完全にグリップを握ればそこまでではないものの、レバーに指をかけていると冷えが伝わってきます。
街乗りでストップアンドゴーが多いと地味に効いてきます。
やはり電熱グローブが最強なのでしょうか。持ちが悪いくせに高いバッテリー運用は論外なのですが……。
初のグリップヒーターには概ね満足はしていますが、個人的に改善してほしいのは電源ボタンの挙動。
気がつくと電源がオフになっていることがありました。
赤の最強モードでぬくぬくしていたのに、いつの間にか冷え切っているんですよね……。
おそらくですが、ウィンカー操作時に電源ボタンに指が当たってしまっていて、電源を切っている気がします。赤の次は電源オフですからね……。
電源のオンオフは長押し、出力切り替えは短押しにしたら何の問題もなかったはずです。
スイッチ別体のほうが、このような挙動は起きないので良いかもと思ったりもしました。
ベースは良いので、キジマさんアップデートをお願いします……。