久々にバイクに乗ったら明らかに空気の抜けを感じたので、今更ながらエアーポンプを導入。
キジマ スマートエアポンプ
せっかく買うなら気軽に使える電動が良いなと思い、最近発売されたキジマの新製品を購入してみました。
察しの良い方なら「この製品キジマっぽくないなー」って感じですが、まさにその通りで、中国のNEWO社のOEM品です。
日本のサポートが受けられるだけマシって感じですかね。一応日本語の会社サイトがあったので貼っておきます。
本体に加え、米式バルブのホース、英・仏・浮き輪・ボール用のアダプター、ポーチ、USB-Cケーブル、マニュアルが入っていました。
天面にホースの収納口と接続口、LED、充電用のUSB-Cポートがあります。
中華製品って何故かUSB-Cを採用しているものが多くていいですよね。
この点はOEMで良かった感あります。国内の企画ではこうはならなさそう。
フラットなボディなので、バッグ内の収まりはよさそうです。
底面がは吸気口になっています。使用時は塞がないようにしましょう。
充電器に接続するとバッテリーのマークが点灯し、緑になれば充電完了。
満充電でなくても使用可能です。
ホースを抜くと電源が点くようになっています。
これなら不意に動き出す心配はありませんね。(※写真は電池切れ)
ホースは米式のバルブに対応しているので、バイク用に持ち運ぶなら本体を持っていけばOK。
操作は静電容量方式のタッチパネルですが、レスポンスは良好。画面の明るさもいい感じです。
空気圧の単位はPSI、BAR、KPA、kg/cm2に対応しています。
マニュアル、車、バイクなど、それぞれのモードで設定を記憶してくれるので、毎回設定する必要はありません。
ちなみに701 SUPERMOTOは2.0BAR(同乗者や積載時は後輪のみ2.2BAR)が既定値です。
左上のボタンを長押しするとLEDが点灯。
絶妙に暗く、本当に手元を照らせるくらいのオマケです。
使い方は簡単で、ノズルを接続したら電源マークを押すのみ。既定値に達すると自動で止まります。
この手の商品は結構うるさいと書かれていますが、例に漏れずヴィイイイイといった音が出ます。夜間の使用は避けたほうが良いでしょう。
エアの数値は多めに表示される傾向。別途エアゲージはあったほうがよさそう
轟音は気になりますが、みるみるうちに空気が入っていくのは楽ちんですね。
炎天下で足踏み式なんて考えられません。
ただ、これで空気を入れた後に乗ってみると、若干タイヤがパンパンな感じがします。
KTM純正のエアゲージで計測してみると、設定値よりも0.1~0.2BAR程度多めに入っている模様。
1.9BARの設定で入れるとほぼほぼ2.0BARになりますが、若干多めに入れて正確なエアゲージで抜いていくのが無難でしょう。
バッテリー持ちについては、バイク2台分の空気を入れて、残量は50%を切るくらいでしょうか。
ツーリング用途では行く前に入れるだけなので必要十分かなと。
これ1台で完結できる精度だったら尚更よかったですが、空気入れとして重宝するアイテムでした。
キジマの他にHUDNAというメーカーからも出ていたので、正直そっちでも良いと思います。クーポン適用したら半額近いですし……。