先日レビューしたセンサーライトと併せて使いたい監視カメラをレビューします。
TP-LINK ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C200
首振り、ナイトビジョンは必須だろうということで、C200にしました。
TP-LINKというメーカーは初めてでしたが、ヨドバシなどでも売っているので、比較的有名所なのでしょうか。
4000円程度のカメラですが、3年保証が付帯しているのは中々凄い。
本体に加え、ACアダプター、マウント用のアダプターと取り付けネジ、各種書類が付属します。
左上の黄色いのは穴あけのアタリ用シールです。
前面には大型のレンズにLEDインジケーター。マイク穴があります。
筐体が白くて結構目立つので、抑止力にはなりそう。
レンズ部分を上に動かすとmicroSDスロット、リセットボタンが出てきます。
この位置に隠れているのは中々スマートですね。ギミックを知らないとSDだけ抜かれるようなことはありません。
裏面にはスピーカーと電源コネクターがあります。
専用ACアダプターって個人的には避けたいポイントの一つですが、USBで動くようなものでもないのでしょうね……。
滑り止め付きの底面。マウントアダプターは溝に嵌めて使用します。
注意点として、設置前にマウントがどう嵌るのか確認するのは避けた方が良いです。
マウントアダプター単体で嵌めた際、ガチガチに固定されてしまったので外すのにかなり苦労しました……。
セットアップはスマートフォンアプリから行います。
2.4GHz帯のみ対応なので、環境によってはやや面倒です。5GHz帯にも対応してくれるといいですね。
アプリのトラブルシューティングもバッチリなので、Wi-Fiにさえ繋がれば詰まることもなくセットアップできるはずです。
メインメニューでは、カメラの向きを変えたり、手動で写真・映像を記録したりできます。もちろん外出先でもOK。
アプリ-カメラ間での通話も可能なので、別の部屋にいる人と話すことも可能です。まあ使ったことないですけど。
左下のプライバシーモードというのは一時的に録画を止めたいときに使います。こちらも使ったことはない……。
カメラの設定には録画のスケジューリングや動体検知など、基本的な設定は網羅されています。
自動的に古いデータを消してくれるループ録画も可能でした。
映像の反転にも対応しているので、逆さ吊りも問題なしです。
動体検知時に鳴るアラームはこのような感じ。
室内から外に向けて鳴らしても、音が小さいので効果は期待できなさそう。
動体検知の度に鳴りすぎても鬱陶しいので未使用です。
殆ど弄ることがない、高度な設定メニュー。唯一触るのは歪み補正くらいですね。
方眼のデータを使って、歪み補正について比較してみます。まずは標準設定。
広角カメラらしく、外側に向かうにつれて大きく歪んでいます。
歪み補正をするとかなり綺麗になりますが、中央部分は逆に歪んでいることがわかりますね。
比較してみてわかりましたが、思っていたよりも画角が狭くならないので、補正してもいいかもとは感じました。
今回はベランダ監視用としてカーテンレールに設置したかったので、100均で木のブロックとフックを購入してこのようなパーツを作ってみました。
穴は試行錯誤の痕です……。
固定用のネジが長いので、ベースは厚めに作らないと貫通してしまいます。
総額200円でカーテンレールに設置できたので、参考までに。
安くても高画質。動体検知も優秀でオススメ
4000円の監視カメラってどうなんだろうと思っていましたが、びっくりするくらい撮れますね。
動体検知もしっかりとしていて、画面の端っこの方で車が通った程度でも録画されているくらいに敏感です。
期待していたナイトビジョンも、真夜中に不審者のフリをしてテストしてみたのですが、近ければ顔も分かるレベルで撮影できていました。
録画については昼夜ともに問題なく使えますね。
必須としていた首振りの可動域も広く、撮影したい向きはほぼ向くことができます。
ただし、1つで網羅できるほど画角は広くないので、180°撮影したいのであれば2つ設置できると良いですね。
ACアダプターの取り回しが面倒だったり、2.4GHzのみの対応など個人的に気になる点はありますが、導入コストを考えれば十分すぎるくらいハイスペックなカメラでしょう。
防犯以外にもペットの様子をモニタリングする用途で使えるので、コンセントが許す限り設置したいところです。
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