バイクにカメラを取り付けるのが段々と面倒になってきたので、結局買ってしまいました。
VSYSTO バイク用ドライブレコーダー P6FL ディスプレイ無し版
SVARTPILEN401にも付けていたVSYSTO製のドライブレコーダーです。
ハンドル周りをごちゃごちゃさせたくなかったので、ディスプレイ無し版を選択してみました。
内容物その1。本体とカメラ、延長ケーブルですね。
いつの間にか前後共通のカメラになっていました。前は異様に太かった端子もかなり細くなっていい感じ。
センサーはIMX307と、主流だったIMX323よりちょっと新しいもののようです。画角は150°と十分な広角。
ディスプレイが無いので本体は比較的小型ですが、厚みは2cmほどあります。
701 SUPERMOTOのシート下にはギリギリ入りませんでした……。収納力がなさすぎる。
内容物その2。録画保護用のスイッチと電源ケーブル(バッテリー・USB)、マウント、インシュロック、マニュアル類です。
前に購入したモデルがディスプレイレスになったようなものなので、細かい機能説明は割愛。
給電されれば電源オンになって撮影開始され、給電が終われば撮影が終わる。至って普通のドラレコです。
今回は工賃節約のため自分で設置してみました。電装弄るのが怖かったので、シート下に仕込んであるUSB端子から給電をしています。
フロントカメラは置けそうな場所があまりなく、一旦ウィンカーの上に設置。
カメラケーブルの長さが地味に短く、取り回しには苦労します……。
リアカメラはナンバー裏に貼り付けてみました。
フェンダーレスキットを使ってしまったために、ここしかない感がありますが、悪目立ちしなくてよかったかなと。
ただ結構揺れてしまうので、ボディに付けたほうが安定した画は撮れると思います。
そして問題の本体収納。
当初は茶漉し化したエアクリのあたりに設置しようとしましたが、シートが浮いてしまったので断念。車載工具入れを生贄にしました。
ここならケーブルもすべて収納できますし、ある程度は水から守れるので、場所的には悪くないと思います。車載工具は入らないですけど……。
あとはmicroSDの抜き差しをするために、カバーを外さないといけないのが結構面倒です。そんなに映像は見ないですけども。
ケーブルは車載工具入れの下に開けた穴から通しています。ケーブルは熱収縮チューブで気休めの保護。
撮影できる動画はこんな感じ。音声は手持ちの編集ソフトだとバグってしまったのでBGMです。
LC4の振動には勝てないのか、揺らぎが結構強めな印象。停止してみるとナンバーは確認できるので、一応ドラレコとしては機能しています。
ホワイトバランスが暖色寄りになることが多いものの、直射日光下でもしっかりと撮影できているのはいい感じです。
夜間については静止状態であれば良いのですが、動いていると光源の写り方がブレッブレなのが映像的にキツイですね。色味もやけに飛んでいます。
明るさについては十分ですし、煽られる距離であれば映像に残るので、使い物にならないということはないでしょう。
気軽にバイクに乗るための第一歩。付けて損はなし
701SMの狭いスペースでどうやって設置するか悩ましかったですが、中々いい場所に落ち着いてくれてよかったです。
乗る度にカメラを取り付け、降りる度にカメラを取り外しという一連の動作がなくなったのは快適そのもの。
キーを入れれば勝手に録画してくれるっていうのは、やはり便利ですね。
ディスプレイが無いためか、起動時に毎回ボイスガイドが聞こえるのは気になりますが、ちゃんと動いていることが確認できるということで、許容範囲内かと思います。
画質はアクションカムと比べると天と地の差がありますが、中華ドラレコとしては平均的なものでしょう。
最新機種ですが暗所性能以外の目立った進化は少なめ。
もう少し色味の調整と低ノイズ化できると尚良いですが、今後に期待です。
今まではアクションカムをドラレコ代わりに使っていましたが、データの保護の観点で言えばドラレコのほうがよかったりします。
というのも、ドラレコであればカメラが壊れても、データを記録する本体が離れた場所にあるので、車両ごと潰されない限りは記録される可能性があります。
一方、アクションカムの場合はカメラと記録部がセットなので、データ毎逝く確率は高めなんですよね。
もしものことを考えれば、やはりドラレコがオススメです。