国内Amazonのセールに乗り遅れたので、B&Hから個人輸入にて購入。
ProGrade Digital ダブルスロット SDカードリーダー & 256GB UHS-II SDXCカード
SDカードリーダーが$59.99、SDカードが$79.99でした。
国内のセールタイミングではSDダブルスロットリーダーの扱いがなかったので、時間はかかりましたが輸入して正解だったかなと。
カードリーダーの付属品です。
USB-A to C、USB-C to Cのケーブルが付属しているのは、環境によって使い分けできていいですね。
ただ短いらしいので、私は別途用意したUSBケーブルを使用しています。
青いのはステッカーかな。硬めで質感は高そうですが、貼りどころに困る。
正面にUHS-II対応のSDスロットが2つ。片方にアダプターを挿しておけばmicroSDも問題なしです。
完全にSD環境なので、セールで取り扱われていたSD/CFタイプなどを買っても持ち腐れ感が否めません。買うならSDのダブルスロット一択でしょう。
反対側にはPC接続用のUSB-Cポートが1つ。
ちなみに底面にはマグネットが仕込まれており、カードリーダーをデスクなどにくっつけておくことができます。
本体が軽いので固定できるのは便利ですが、クレジットカードなどを近づけないようにしましょう。
GOLDとCOBALTの2タイプがあり、こちらは少し低速のGOLDタイプ。
といっても非常に高速です。詳細は後述のベンチマークにて。
初のUHS-IIカードですが、ピンが大幅に増えているんですね。
通常のSDと比べてピンが剥き出しになっているので、管理は注意したいところ。
今回買ったカードリーダーを使用してベンチマークを走らせてみました。
この時点でSDらしからぬ速度ですが、これがどれくらい速いのか。
今まで使っていたSanDiskのExtreme Pro(UHS-I)のベンチがこちら。
違いは目に見えて明らかですね。全体的に速いですが、シーケンシャルリードは2倍以上、ライトも1.5倍程度まで向上しています。
高画質機なら効果大。予算が合えば導入したいUHS-II環境
UHS-II対応機器ならもれなく効果が出ますが、特に恩恵が大きいのはファイルサイズの大きな高画質機でしょう。
連写時の書き込み時間やPCへのコピー時間など、大幅に短縮されるのは快適そのもの。
これだけ速さに違いがあるのであれば、もっと早く導入しておけばよかった……と思えるSDでした。
α7Rシリーズには必須のアイテムかもしれません。
UHS-IIカードはまだまだ高価ですが、元Lexarの開発陣が手掛けたProGrade Digitalはそれなりの信頼を置けつつ、比較的安価なのがポイント。
64GBで問題ないなら4000円ちょっとですからね。気軽に買ってもいいかもしれません。
高速なカード環境を揃えようかなと考えている方は、SanDiskと併せて検討の価値アリなメーカーだと思います。