SIMカードが増えてきたので、トリプルスロットの端末を導入してみました。
OPPO A5 2020
初のOPPO端末です。Color OSという独自カスタマイズが入っているので、あまり気が進まなかったのですが、色々比較した結果こちらになりました。
ちなみに他の候補としては、AQUOS sense3(価格が高め・SoCがSD630)、ZenFone Max M2(端子がmicroUSB)、moto g7 plus(価格が高め・DSDV非対応)あたりですね。
開封すると本体、ではなくケースとSIMスロットピン、書類がお目見え。
このケースの出来が思っていたよりもよく、ペラペラじゃないので普通に使うことにしました。
その下には本体。さらにUSBケーブル、有線イヤホン、ACアダプターが入っています。
27000円+ポイント20%で買ったので、周辺機器もフルセット揃うのはお得感ありますね。
ディスプレイはノッチ付きの6.5インチ。最初からフィルムが貼られていますが、端が浮いているので、あくまでも輸送保護フィルムではないかと思います。
右側面は電源ボタンのみ。ブルーを買ったのですが、グリーンのラインが入っていてオシャレですね。
左側面に音量ボタンとSIMスロット。音量ボタンが左にあるのは珍しいです。
親指と人差し指で挟むとスクリーンショットが撮れるので、意外といい配置だったりします。
microSDXC+nanoSIM+nanoSIMのトリプルスロットです。もっとハイエンドモデルでも対応機種が増えると良いのですが、安価な機種が中心なんですよね……。
底面にはイヤホンジャック、マイク、USB-Cスロット、スピーカーを搭載。
イヤホンジャックがあるのも最近では珍しくなりましたが、充電しながら有線で通話したいときはなにかと便利です。
背面に指紋センサーとクアッドカメラが目立ちます。サクッと撮影した印象ですが、価格以上の写真は撮れる一方、やはりハイエンドモデルと比べるとシャープさに欠けます。あまり使わないかも……。
お値段以上のスペック。予算3万円以内でそこそこの端末が欲しいなら
気になっていたColor OSですが、思っていたよりもAndroidのままで、一時期流行ったCyanogenModとかに近しいですね。色温度やクローンアプリ(他のホーム画面だと表示されないですが……)、通信量表示など結構便利に使えるものが多い印象です。
気になる部分としては、カスタムされている分設定周りがごちゃごちゃしている点と、無効化出来ないOPPOアプリが多いので少し鬱陶しいところ。最近でもキャッシュの自動削除で騒がれていましたし、うざったさに繋げないで欲しいですね。
また、1600×720という解像度が本機種を買う上で一番のネックになる方が多いと思いますが、致命的に見辛いとかドットが目立つというような感じはありませんでした。約270ppiなので思っているよりもずっとキレイですよ。解像度よりもスクロール時の残像感の方が気になります。
SoCはSnapdragon 665というミッドレンジ帯のものなので、ハイエンド帯と比べるとややもたつきを感じますが、必要十分以上の動きはしてくれます。サブ機としてはハイスペック寄りなんじゃないかと思います。
あと忘れてはいけないのはバッテリー容量。5000mAhという恐ろしいバッテリーを積んでいるので、なんとなく持ち運ぶサブ機にピッタリ。microSDに動画を詰めてメディア再生端末として活躍してもらう予定です。
実質2万円で買えた端末と考えると恐ろしい出来ですね。防水防塵も不要でおサイフケータイも既に利用中の身としては、十分すぎるほどに満足です。防水防塵・Felicaが欲しいならもう1万円追加してReno Aを買えるのもいいですよね。近々Xiaomiも来ますし、ミッドレンジ枠で国内メーカーが戦える場面はもう無いのでは……。
OPPOは今後のアップデートをどこまで継続してくれるのか。期待してます。