発売日に購入していたのですが、ようやく開けることができたのでレビューしていきます。
Gecco DARK SOULS 黒騎士 1/6スケールスタチュー
確か、以前レビューした篝火と近しいタイミングで発売されていたような気がします。
個人的には黒騎士よりも、もっと出すキャラクターが居るのでは?と思わざるを得ないのですが、人気なんですかね……。とるパカのときも黒騎士がラインナップに居ましたし。
まずはおなじみのコレクションカード。イラストじゃなくて、フィギュアの写真でこれができるっていうのも、高い完成度があってこそですね。
出来の微妙なフィギュアでやったらダサさしかないですし……。
そして開封。1/6で40cmを超えるのでかなりデカイです。
黒騎士といってもそんなに黒々とはしていませんね。火に焼かれて黒ずんだ金属を再現した、深みのある黒です。
重厚感、立ち姿の風格、どう見ても黒騎士と言えるでしょう。
鎧のレリーフの細かさ、襟のシャープさ、よくこれを量産できるなと毎回感心させられます。
ただ襟については素材がABSっぽく、変によれた感じが残念です。
オスカーの剣も曲がってきたんですけど、どうにかならないものか……。
肩から手甲にかけて隙間から見える鎖帷子の芸が細かい。
重たい剣を保持する腕の力も感じさせるポージングが良いですね。
黒騎士の剣に付いているのは血なのでしょうか。やや刀身がキレイすぎる気もします。
オスカーの紋章の盾もそうだったのですが、いい盾を作られますよね。めちゃくちゃカッコいい。
重さもかなりのもの。手をしっかりと差し込まないと自重で落ちてしまいます。
この厚みですが、黒騎士の握力はベルトいらずのようです。まあ大剣も片手でぶん回しますもんね……。
黒騎士の中身は謎ですが、やや中の人を感じさせる足元です。
ベルトのバックルの塗り分けなど、塗装が素晴らしいのは明らかなんですけど、Geccoのフィギュアを見慣れていると「いつも通り」ってなってしまうのが恐ろしい所。
毎回、台座は世界観を再現されているのですが、ここって不死教区の螺旋階段の塔ですよね。
あそこの黒騎士は大剣持ちだった気がするので、デフォルトが黒騎士の剣なのであれば、城下不死街で一番最初に会う場面の方がよかったのでは?と思うところもあります。
『ダークソウル』のキービジュアルにもなっていた黒騎士ですが、そのイメージを再現するライトアップギミックも内蔵しています。
ライトアップ状態も非常にいい感じです。炎が揺らめいているかのようなムラが再現されていますね。
初回限定として、黒騎士の斧槍、大剣、大斧が付いてきました。刺さるくらい物理的にエッジが効いています。
おまけとしては完成度が高すぎる武器セットです。これだけで売れるレベルでしょう。
最近デトルフを導入したので飾ってみたのですが、でかすぎて1つの棚板スペースでは収まりませんでした。
ただ2つ分となると、上のスペースがかなり空いてしまうので、頭を抱えています……。
黒騎士好きなら必携の1体。安くなっているので買うなら今
安定のGecco製ということで、作り込みは文句なしですね。おまけで武器も揃って、お買い得なセットです。
立体物ならではの情報量も詰まっているので、見ていてニヤニヤできますよ。
ちょっと前の話ですが、黒騎士というキャラ選択が原因なのか、最安で半額くらいまで相場が落ちていたのを覚えています。
アルトリウスではそうはならないと思いますけど、定価で売れるラインナップはブランド的にも大事なんじゃないかなと……。
定価購入組としては、買い控えを考えるくらいに残念でした。今から買う方が若干羨ましいです。