Spectrumを予約している身ではありますが、一刻も速く240Hzモニターが欲しかったので購入……。3月に発売されたばかりの新製品です。
Dell ALIENWAREシリーズ AW2521HF
最初は鉄板の240HzモニターであるBenQのXL2546を検討していたのですが、結構昔に出た製品、TNパネルというのがやはりネック。
デュアルディスプレイにするなら、角度によって色が変わるのは論外ですよね。
最近段々と増えてきたIPSの240Hzパネルに魅力を感じていたところ、ちょうどよく本製品がリリースされていたので、まだ誰も使っていないだろうと突撃してみました。
そういえば、先日XL2546のアップデート版であるXL2546Sが発表されていました。そろそろ新型だろうとは思っていたのですが、XL2546を買っていたら血反吐物でしたね。
本体チェック。トレンドというよりメインストリームになった狭額ベゼルです。
液晶側に黒い枠が出るので、果たしてこのベゼルに効果はあるのか……。個人的には液晶の枠のほうが気になります。
PCとの接続用にDisplayPortケーブル、HDMIケーブル、USBケーブルが付属します。
写真には写っていませんが、電源ケーブルも付属しています。
あとは組み立てマニュアルとかの書類ですね。
流線の中にエッジが効いた近未来感のあるデザインです。エイリアンのマークはダサいかなと……。
ゲーミングモニターらしく、ライトアップ機能も搭載しています。
電源は内蔵されているので電源ケーブルを接続するだけ。やはりこれがスマートです。PixioとかOMENの機種はこの点で選択肢から外れました。
薄型モニターが増え、ACアダプターが必要になるものが多い中、DELLはきちんと内蔵しているので推せます。
スタンドはピボット機能を搭載しているので、縦型にすることも可能。縦シューティングとかも楽しめそうです。
ポートは左側に電源、USBアップストリーム、USB3.0端子が2基。
右側にHDMIが2基、DisplayPort、音声ライン出力端子。
中央にUSB3.0が2基とミニプラグ端子です。
モニターの真ん中というのは見た目にもあまりよくないですし、ちょっと扱いづらいですね……。
ポート部分に蓋をできるカバーも付いていました。端子を抜き差しすることが多いので無理につけることはないかな。
OSDの操作はジョイスティックとボタンで行います。ボタンでカチカチするより直感的に操作できるので扱いやすいです。
特に故障とかではないのですが、新品にも関わらず溝に細かい粉が付着しまくりでした。もう少し綺麗に仕上げてほしいものです。
240Hzの効果は絶大。ゲームのプレイ感も大幅に向上
60fpsから240fpsへと、今までの4倍のフレームレートで表示できるようになりましたが、明らかに画面がくっきりしますね。遊びやすさが段違いです。
見逃してしまっていただろう部分がこんなにも見えるとなると、ハードウェアチートといわれても仕方がない……。
ただ人間の目の限界なのか、144Hzくらいまで落ち込んでも劇的にガクガクする感はありませんでした。実は240Hzも要らないのかもしれない。
気になる部分としては、本製品はフルHDのためか、テキスト表示だとボケが目立つ点。ゲーム時は全く気にならないのですが、仕事時にエクセルなどを開くと結構厳しいです。
24インチフルHDといえば一昔なら十分でしたが、普段4Kモニターを使っている身としてはちょっとなーと感じてしまいますね。
あと発色もそこまで良くはありません。やや色が薄い印象。調整でなんとかなるのかな……。ゲームする分には疲れなくていいのですが。
細かい部分は色々目を瞑る必要がありますが、240Hzの明瞭さに感動できたので個人的には大満足。GtoGも1msだったり、売れ筋の機種のスペックは網羅できているかと。
240Hz、IPS、電源内蔵、これらに魅力を感じられるのであれば、5万円を払って導入する価値はあるでしょう。大手メーカーの安心感もありますし、入門編としてはかなりいいと思います。
ひとまずゲーミングシステムを揃え終えたのですが、一番重要なのはモニターだと思いました。マウスとかキーボードより目に見えてゲームに影響が出ますね。参考までに。