ずっと楽しみにしていたアルトリウスのスタチューが発売されたので、久々のフィギュアレビュー。
Gecco DARK SOULS アルトリウス 1/6スケール スタチュー
過去にFirst4Figuresからもハイエンドのアルトリウスは発売されてきましたが、満を持してGeccoから登場です。
まずは組み立て。剣と兜のトサカを挿す他に、台座の裏にゴム脚をくっつける必要があります。
台座裏には保護フィルムが張ってあったのですが、気泡部分に跡が……。
裏面とはいえ、気になるところです。
ゲームの登場シーンを再現したポーズですね。(ウーラシール人は居ないですが……)
これまで発売されてきたアルトリウスって、作中にない剣を下に向けているものばかりで、このシーンを再現したものは何故か無かったんですよね。
ゲームに忠実な初のアルトリウスなのかもしれない。
フィギュアとしての正面はこちら側でしょうか。あまりにカッコいい……。
これから飛びかかってくるような、そんな圧がしっかりと表現されています。
背面も情報量が多いので回転台座で飾りたくなっちゃいますね。
金属甲冑のディテールが細かく、寄りで撮っても十分に耐えられるのが素晴らしい。
青いスカーフの塗装も映えますね。
背中の傷もしっかりと再現されています。
切れ目から見える鎖帷子の芸の細かさが凄い……。
アルトリウスの細かいディテールとして、忘れてはいけない蝕まれた足甲。
鎖帷子や太もものアーマーなど、随所に深淵の影響を感じます。
ボロボロになったスカートの表情も多様。
濡れた布のしっとり感が出ているのは流石の表現力です。
深淵の大剣もこの細さで、限界とも言えるほどのディテールが詰め込まれています。
ちなみに手首にはABSが使用されており、へたりにくい様になっていました。
台座は戦闘を行う闘技場を模したもので、アルトリウスから垂れた深淵でベチャッとしています。
このマットな床に艶っぽい深淵が映えますね。
まさに決定版というにふさわしいアルトリウススタチュー
初報からかなりの年月が経った気もしますが、まずは無事発売されてよかったです。
ポーズもディテールも塗装も現状発売されているアルトリウスの中では、間違いなくトップでしょう。
これを買ったらもう買わなくてもいい、と思えるくらいに満足度は高いです。
フィギュアが高騰しているとはいえ、お値段も10万近くとかなり高価なので気軽にオススメはできませんが、アルトリウスファンであれば1体持っておくと幸せになれることでしょう。
満足はしているものの、気になった点がいくつかあり、まずは過去のフィギュアと比べてビニール感を強く感じられた点です。
公式サイトでの素材表記がPVC/ABS(過去作はABS/PVC)だったことや、公式NEWSなどからも今回はPVC多めな点が分かりますが、その影響でしょうか。
グロス寄りの塗装が多いので、より際立ってしまった感もありそうです。
あとアルトリウスってこんなサイズでしたっけ?
深淵の大剣と黒騎士の剣がほぼ同じサイズでしたが、ゲーム中でもそんなものなのかどうなのか気になる……。
かなり人気なようでショップは軒並み売り切れですが、First4Figuresのものは再販がされるみたいですね。