発表から間もなく発売。4月にはNUARLのフラグシップも買ったはずなのですが、何故か手元に。
本命による本気のフルワイヤレスイヤホンの力を見せてもらいましょう。
ソニー WF-1000XM3
WFシリーズとしては2機種目ですが、WF-1000X"M3"と現行最新のWH-1000XM3と同等のナンバリングが振られています。
Wxシリーズを購入するのもWI-1000X、WH-1000XM3、本機で3機種目になりました。
箱はスライドさせて開封。本体より先にチュートリアルガイドがお目見えです。
イヤホン本体とケース。フラットなデザインがかっこいいです。
カラーもブラック×ローズゴールドで、WH-1000XM3と同様のものになりました。
ケースの下には2/3。チュートリアルが続きます。
パッと見で「イヤホンと本体だけか」となる人がいるからですかね。ユーザービリティって大変だな……。
チュートリアルガイドから更にイヤーピースが見えるようになっています。
下に格納された付属品たち。イヤーピースは2種類付属。
コンフォートイヤーピース付属なのは嬉しいですね。
WI-1000Xでも使用しており、付け心地がいいので今回もこちらを使用します。
改めてケースとイヤホン本体。イヤホンも大きめですが、ケースが結構大きいですね。
半分くらいバッテリーだとは思いますが、WF-1000Xくらいスリムなほうが好みでした
M3世代らしくケースの充電端子はType-Cになっていました。
microUSBが不要になっていく……嬉しい。
蓋にはソニーロゴ。艶有りのローズゴールドが目立ちますね。
蓋の開閉はマグネット。押して開けるような爪はありません。
これはWF-1000Xからの改善点らしいのですが、Airpodsのようにイヤホンをマグネットで固定できるようになりました。
NT01AXもここは非常に安っぽく、開けたときに落としそうになったりもしたのでありがたいです。
イヤホン充電時にはケースもLEDが点灯します。
また、ケースにNFCもついているので、対応機器ならペアリングや機器の切り替えもスムーズ。
そしてイヤホン本体。LEDの光り方はぼわっとしていて美しいです。
丸い部分はタッチセンサーになっており、再生やGoogleアシスタント、外音取り込みなどが設定できます。スワイプ操作できないので音量調整はできないようです。
左側に見える黒い光沢部でイヤホンの装着/非装着を検知する様子。
装着することで電源がついたり、外したときに曲を止められたりと結構便利。
現時点最高のフルワイヤレスイヤホン。これを選べば間違いない
比較対象はもちろんNUARL NT01AX。
まずびっくりしたのは音質。NUARLの件もあったので、どうせフルワイヤレスイヤホンなんてどれも軽い音が出るんだろう……と思ったら別物。
NT01AXなんて使ってる場合じゃないです。パワーに繊細さ、勝ち目がなさ過ぎるほど圧倒的な音質の差でした。
WI-1000Xまでには及ばないにしろ、それに近しい音が出ています。
WIがアップデートされないのは、WFが高音質、長寿命になったことでネックバンドの利点がなくなったから……というのはありそうですね。
ノイズキャンセリングもWH-1000XM3ほど強力ではないですが、インナーイヤホンとしては非常に高い静音性を発揮。このサイズでこれだけ消えれば十分でしょう。
不満だったバッテリー持ちもNT01AXほどとは行きませんが、6時間と十分な時間は担保された上に、急速充電にも対応。USB Type-C対応で持ち物も減らせるときました。
NT01AXの目玉だったTWS Plusも、S845搭載端末のアップデートがないので全く恩恵はなかったのですが、WF-1000XM3は端末に関係なくTWS Plusのような左右伝達をしているそうです。
本当?と疑わしいですが、どちら側も片方だけでも使えるし、バッテリー残量もそれぞれ出るので、類したことはできているんだろうと思われます。
かなり快適に使えるのですが、個人的なアップデートの希望として、片方を外したときに再生が完全に止まってしまう点は設定がほしいところ。
外した側だけ再生を止めてくれるという選択肢もぜひ!
余談
いつの間にかWH-1000XM3にもアップデートで追加されていたみたいなんですが、起動時などに喋る音声ガイダンスで日本語も選べるようになっていました。
使った人ならわかると思うのですが、ロボットモノのパイロットになった気分が味わえるので、ちょっと楽しいです。
アプリから音声データを転送する仕組みなので、Xperia Ear Duoみたいにアニメコラボ音声とか売ったら結構売れそうな気がします。むしろ売ってください……。
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