2年前に購入したマグネット充電ケーブルにデータ通信対応版が登場していました。
前モデルのレビューはこちら。
DAIAD 3in1 マグネット式 充電ケーブル データ通信対応版
怪しげな製品だなと思いつつ使用してきましたが、端子がまれに壊れるくらいでかなり快適に使用できていたマグネット充電ケーブル。
データ通信が出来たらもっと快適だと思っていたので、即買いでした。
まずはケーブルからチェック。引き続きナイロン被覆で絡みにくく傷みにくい仕様。
以前は30cmのモデルがあったのですが、今回は50cmが一番短いモデルのようです。
大きく変わったのは充電端子ですね。
前のモデルが1つの端子だったのに対し、5つの端子が設けられています。
コネクタ側に装着するアダプターは引き続き、microUSB、USB-C、Lightningに対応。
充電端子が増えた分レーンが増えていますね。わずかにですが直径も増しています。
黒い部分を比較していただけると一目瞭然なのですが、端子外の厚みもアップ。
結構目立ちますし、アイテムによっては奥まで刺さりづらいのが欠点ですね。
今回は充電端子のヘッドがフレキシブルに動くようになったので、外れにくくなっていい感じ。マグネット自体もかなり強力になっています。
LEDはかなり控えめになったので、夜でも眩しくなく快適です。
cheeroのPower Plus 5 StickとPixel5を繋いだときの充電状況をモニタリング。
バッテリー自体は5V2.4A出力に対応していますが、実測5V1.3Aくらいですね。
これは前モデルでもほぼ同等の数値です。
高速ではありませんが、寝る前の充電くらいであればこれでもなんとかなります。
バッテリーをOmnichargeのOmni20 USB-Cに変更したのですが、なんと0.365Aしか出ていません。
これでは全く充電が進みませんね……。
ちなみに前のモデルだとPower Plus 5 Stickで計測した数値とほぼ同じです。
これはOmni20 USB-CにはUSBハブ機能があるため、充電器として認識されなかったのが原因でしょうか。
PCと接続した際もデータ通信が優先されるため、充電は遅いモードで行われます。
充電時だけD+とD-をショートさせたアダプターを挟めば解決すると思いますが、それも面倒ですよね……。
データ通信は一長一短。充電は充電器という方なら問題なし
データ通信が有効になっているからこその充電挙動は気になるものの、マグネット充電ケーブルはやはり便利です。
充電時にケーブルを挿さなくていいのは、とにかく楽なんですよね。
色々な端子を1つのケーブルで完結できるのも、この手の製品ならでは。
ちなみに期待していたデータ通信はUSB2.0相当なので、転送速度は二の次。
だらだら作業しながらデータを入れる分には問題ないですが、やはり遅さは目立ちます。
個人的にはiPhoneにデータを入れるために、Lightningケーブルを取り出さなくて良くなるのが一番の利点かなと。
いい加減USB-Cにしてくれたら何の問題もないのですがね……。
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