結局定番サドルバッグまで買ってしまいました。シートバッグタイプのベースパックのレビューはこちら。
ENDURISTAN(エンデュリスタン) ブリザードサドルバッグS
いいなとは思っていましたが、ベースパックが3、4つ買えてしまう値段なのは躊躇しますね……。
付属品はリアの交換ベルトとマニュアルのみです。
基本的にはベースパックと同じような素材で、バッチリ防水仕様。
汚れても水でガシガシ洗えるのは強みですよね。ロールタイプなのでファスナーと違って走行時の雨でも浸水の心配はなし。
持ち手がついていますが、毎回外すようなものではない気がする。
内側は硬めのフォーム素材のようなものでした。多少の衝撃を吸収してくれるのかなと期待。
ここに砂利が挟まるとカウルが傷だらけになるようなので覚悟しておきます……。
内側は中に入れたものが見やすい赤色です。
片側あたり6Lなのでベースパックの6.5Lタイプよりも容量は少ないのですが、バッグの形状が細長いため40cmほどあるLeofotoの三脚を入れることができました。
毎回リュックに入れていたので大幅な負担軽減です。カーボンといえど地味に肩に来るんですよね……。
取り付け方ですが、まず車体の幅に合わせてバッグ中央のベルトを調整します。
計算したかのように給油口に干渉しないのは素晴らしいですよね。
そしてリアフェンダーにフックを引っ掛けます(前の画像から引っ掛けていましたが……)
金属製のフックなのでカウルに傷がつくのは仕方なさそうですが、気休めにゴムテープを貼って保護兼滑り止めにしてみました。
気になる方は付属のベルトと交換した方がよいでしょう。
あとは前方のベルトをフレームなどに通して絞れば完成。びくともしないほどしっかり固定できますね。
全体的にベルトが長いので、切るなどして短くしないと危険です。私はベルト用の金具を別途購入して短く仕上げています。
キャリアステーを取り付けずに、横にこれだけ積載できるお手軽さは魅力ですね。
それにしても専用設計かと思うくらいにピッタリのデザインなのが素晴らしい。
マフラーとの距離はかなり近めで、純正マフラーだと気づいたときには溶けてそう。
701SUPERMOTOの場合、少し前方気味に設置した方が安全でしょう。
乗り降り、運転、積載すべてが楽。長距離ツーリングならコレ
ベースパックはスマートでよかったのですが、座る位置がある程度固定されるのがネックでした。
近くを走るのは問題なし。ただ長距離での同じ姿勢は段々としんどくなってくるんですよね。
サドルバッグの場合、シート上は薄いベルトのみなので、座れる位置はほぼノーマルと変わりません。
これなら走行中にポジションを変更して軽く身体を伸ばせますし、疲れにくくもなります。
あとまたがる時に足を無駄に上げなくてよくなるのはかなり楽でした。これなら足を引っ掛けて転ける心配もないですよ。
積載量についてですが、いっぱい積載したい方はMサイズ(8.5L×2)以上がよさそうです。厚みがないので、Sサイズは見た目以上に物が入りません。
個人的には十分ですが、値段も値段なので長旅に行かれる方は慎重にご検討ください。
取り付けの面倒さ的にバイクにつけっぱなしにすることが多いので、サドルバッグには大したものを入れないようにしているのですが、念のためにサドルバッグのベルト部分に振動検知型のブザーをつけてみました。
正直ブザーをかけたことを忘れて自分が鳴らしてばっかりですが、バッグだけでなく、バイク自体の保護にもなるのでオススメです。