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<投稿頻度鈍化中>ゲームとフィギュアとガジェットとバイク(690SMC R)にお金をかける人のログ。

Google Pixel 6 Pro レビュー

少し前にPixel 5を買ったばかりですが、もちろん購入しました。

Google Pixel 6 Pro

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期待半分不安半分なPixel 6シリーズ。

無印のカラバリが良いなと思っていたのですが、スペック差が大きかったのでProにしてみました。

オプションの純正ケースも購入しています。

 

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内容物は本体とUSB-C to Cケーブル、USB-C to Aのアダプター、マニュアルですね。

説明書の裏側にSIMスロットのピンが入っています。

ACアダプターはなくなり、マニュアルもコンパクトになり、化粧箱自体かなりスリムになりました。

 

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Pixel 6 Proは6.7インチとPixel史上最大のディスプレイを誇ります。大きくて辛い思いをしたPixel 3 XLより大きいという……。

ただ無印のPixel 6も6.4インチとかなりの大きさなので、サイズで無印に利があるかというと中々微妙なところ。

やっぱりカメラのパンチホールは中央が美しいです。

 

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私がProを買いたくなかった1つの理由。それがこのエッジディスプレイです。

まともなガラスフィルムが無いんですよね。端も歪むし良いことがありません。

 

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端末の発売時点では良さそうなフィルムもなく、Pixel6 Pro用に売られていた適当なフィルムを購入。

Mi-MIX4って書いてありますけどね……。一応貼れました。画面内指紋認証も特に問題は無さそうです。

 

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右側面は電源ボタンと音量ボタン。Proは光沢フレームですが、ボタンはつや消しなんですね。

 

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左側面はSIMカードスロットがあるのみ。

 

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上面はアンテナのためか素材感が異なります。ケースに入れるので気になりませんが、少し残念なポイントですね。

液晶とフレームの間に隙間がありますが、ここはスピーカーになっています。

 

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底面にはUSB-Cポートとスピーカー。

上下にスピーカーがあるので、横向きに動画を再生するといい感じのステレオ感が味わえます。

 

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Pixel 6一番の特徴である背面は強化ガラス製です。

本当は白が良かったのですが、256GBモデルはブラックのみという……。カラバリは良いのですが、この片手落ち感どうにかならないものか。

 

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一際目を引くカメラバー。左から50Mピクセルセンサーの広角、12Mピクセルセンサーの超広角、48Mピクセルセンサーの光学4倍の望遠です。

ちなみに50Mピクセル、48Mピクセルとありますが、出力される画像はいずれも12Mピクセル相当の解像度になります。

 

え?なにそれ詐欺では?と私も思ったのですが、複数のセンサーを1つにして感度を高める技術を用いる都合そうなってしまうようです。

せっかく高解像度なセンサーを積んでいるのであれば、明るい場所で使えるネイティブ50MP/48MPモードの実装もしてほしいですね。

メディアによっては50MPカメラなどと記載されていることもありますが、あまり鵜呑みにせぬよう……。

 

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純正ケースは半透明の素材でサラサラとした手触りです。手の脂はやや目立つ印象。

ケースを付けても本体カラーが透けるようになっているのですが、ブラックだと何もわかりませんでした……。

 

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あと直接Pixelとは関係ないのですが、Googleストアで購入すると封筒が入っています。

 

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中身はガイドブックやバウチャーなどのセットでした。

よく見るとPixel 6の本体カラーになっているんですよね。芸が細かいです。

 

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自動翻訳や文字起こし機能など魅力的なポイントは色々あるんですが、やっぱりカメラが一番熱いです。

ベンチマーク的に厳しい条件をと思い、夜に撮影してみました。

 

こちらは夜景モードで取った1倍時の写真です。

元々夜景モードが素晴らしいこともありますが、適当に撮影しても綺麗に写っています。

 

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お次は2倍。光学ズームなだけあって、まだディテールもシャープ。

 

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そして4倍。拡大しなくても看板の文字が分かるようになってきました。

 

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そして超解像ズームを併用した20倍です。夜景モード、かつ手持ちでこれだけ写せるのは恐ろしいですよね。

時々酷いノイズが入ることがあるのですが、写真によってはほとんど目立たないときもありと、やや安定感に欠ける気はします。あとフォーカスが甘い時もしばしば。

 

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ちなみに夜景モードではなくてもこれだけ明るく撮れます。意外とノイズが少なくてびっくりしました。

 

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これだけズームができると何が良いって、盗s……動物撮影が捗ります。

野良猫を撮ろうとして逃げられる心配はありません。

シャッター音はPixel 5より少し小さくなりましたね。

 

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あと現状はPixel 6シリーズでしか使用できないGoogleフォトの機能の消しゴムマジック。

別にPixel 6で撮影していないデータでもできるので、昔に撮影したものを素材にしています。

 

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手前の鴨を指でなぞるだけでこれだけ綺麗に消すことができました。元の写真を知らなければこういう写真だと思いますよね。

ただこれはかなり消しゴムマジックに有利な素材で、非常に消しやすいものにしています。

 

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こちらはオランダのスキポール空港。人が大量に居たので消してもらいましたが、ご覧の通りの出来です。

あくまで近似値で塗っているようなので限界がありますね。

本当にワンポイントを消すくらいの使い方が良さそうです。それ以上はPhotoshopで……。

 

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ちなみに人の検知はGoogleフォトの方で自動で行っています。ほぼ完璧な精度です。

 

大きいなりに詰まったハイエンドスマホ。やはりコンパクトモデルも欲しい……

大きいし、エッジディスプレイだし、正直日常スマホとしては使い勝手に欠ける部分はあるのですが、乗り換えたこと自体は間違いではなかったかなと思います。

未だに慣れないのはポケットでの存在感が大きすぎるくらいです。

 

Pixel 5と比較して明らかに動作は良くなりましたし、256GBモデルの登場でストレージの不満もありません。

メジャーアップデートが3年、セキュリティアップデートが5年というのも、他の機種より長く安心して使えますしね。

まあ、いくら長く使えても、Pixel 7が小さくなったらあっさり買い替えますけども。

 

Pixel 6と悩む問題については、個人的に望遠カメラが想像以上に楽しめるものだったので、Pixel 6 Proにしてよかったなと感じます。

他にもミリ波対応やRAMの多さ、画面の120Hz駆動など、価格以上に性能差があるので、大きさなどの欠点を許容できるのであればProを推します。

いやでもPixel 6のSorta Seafoamは欲しかったなあ……。