数年ぶりに通勤用のバックパックを新調しました。
壊れたとかそれらしい理由がある訳でもなく、というか在宅ワーク中心なのでほぼ使わないんですけども……。
CIE 超軽量バックパック VARIOUS BACKPACK
ある程度の防水(撥水)性と、ラップトップが入りそうなものを探していて、最初はRAINSのラックサック、TopologieのRansel Backpackを検討していましたが、調べているうちに微妙に思えてきたのでこちらを選択。
このCIEというブランドはmaster-pieceの元デザイナーの方が手掛けたブランドなのだそう。master-pieceよりもカジュアル感が強めですよね。
届いて思ったのは異様にペラペラだということ。H43×28×10cmというサイズに対して660gとやけに軽いと思っていましたが納得です。
背中のクッションやベルトはやや薄め。ベルト幅も55mm程度とスリムです。
マットなポリエステル生地は、見た目からして防水性が高そうですね。
前面のポケットは思っていたよりも深くて、500mlのペットボトルがぴったり入ります。ジッパーは止水タイプでした。
メイン収納はバックパックの半分程度まで開きます。ジッパーを広げるためにバックルを外さないといけないのはやや面倒。
また、内側にポケットがあるのですが、名刺入れや財布が入るくらいの浅めな印象です。もう少し深ければ使い勝手がいいんですけどね……。
前面以外の生地は防水性がなさそうに見えますが、PVC加工されたナイロンとのことなので、そこまでの心配は無用とのこと。
ただ止水ジッパーではないので、ジッパーから染みることは考慮すべきでしょう。
そしてこのバックパックの一番の特徴だと思うのですが、収納部分が物理的に分かれていて、2室用意されています。
バックルをすべて外すとどういう訳か、全開にすることができます。
実用性抜群と言いたげに、この隙間には脱いだ上着などを挟む等と紹介されています……が、あまりにダサすぎて私にはできません……。
大きめのハイドレーションシステムを挟むのにはちょうど良さそうです。意外とバイクやサイクリングに使えるかも。
メイン収納とサブ収納の間には、ポケットが1つ配置されています。
お財布を入れるのにぴったりな大きさです。
こういう位置にあるポケットって、もれなく右側についているのですが、左側の方が取りやすいと思うのは私だけでしょうか……。
サブ収納はジッパーではなく、ロールタイプになっています。
ジッパーと比べると少し面倒ですが、防水性が高いので個人的に好みです。
サブ収納は、14インチラップトップであるThinkPad E495がギリギリ入るくらいの大きさでした。
今どきの13インチラップトップやiPad Proくらいであればすんなり入るでしょう。
軽さは大正義!PC用バックパックの候補に
今まで使っていたのが1kg超えのバックパックだったのですが、これなら飲み物を入れても重さは同等。
早速通勤に使ってみましたが、明らかに腰と肩への負担が減りました。非常に快適です。
背中のクッションは薄いと書きましたが、サブ収納のトータルの厚みがそれなりにある、かつ分離しているので、メイン側の収納物が背中にぶつかる感じはなし。長時間背負っても辛くありませんでした。
収納が分離しているというのはやや色物感がありますが、収納したものをしっかりと守ることができるので、意外と実用的だなと思いました。
他の物にぶつかることもなく、ペットボトルの中身が出てしまっても被害が出ない。
手厚く保護をしたいのであれば、PC用バックパックの理想型かもしれませんね。
改善してほしい点としては、ポケットの位置がやや上すぎるくらいでしょうか。
ポケットに物を入れると上の方からたわむので、立て掛けたときに倒れやすいんです。
もう少し下の方に重心を持っていける深さだと、安定感が出たんじゃないかなと。
気に入っている分、細かな不満が無ければなあ……と思いますが、それらを補うだけの魅力が「軽さ」にあると思います。
試しに今使っているバックパックの重さから660gを引いてみてください。
これに買い換えれば、その分の重さのアイテムが実質無負荷(?)で運べるんです。
とにかく軽量なバックパックを求めるのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。