何度でも使える理想のメモをクラウドファンディングで見つけました。
バタフライボード ノーツエックス
何度も使えるメモといえば、ブギーボードを使っていたことがあるのですが、保存機能が無いので書き切ってしまうと消さないといけませんでした。
紙のメモのようなゴミが出ないので便利は便利なのですが、ある程度内容を記録しておきたい時は当然ながら使えません。
今回買ったノーツエックスは、再利用性に優れながらも長期的な記録も出来るという素晴らしいアイテムになっています。
こちらがノーツエックス本体。フリクションボールペンが付属します。
大きさは134mm×210mmということで、A5より少し小さいくらいでしょうか。
しっかりした質感のハードカバーで、手触りも良好です。
カバーの裏にはポケットが付いていました。スリットには名刺くらいなら入れられそうですね。
ここまでの写真だとただの方眼入りメモ帳っぽいですが……。
なんとリフィルになっていて、バラバラにすることができます。
デフォルトでは6枚12ページ分のリフィルがついてきました。
これらのリフィルはマグネットでくっつくようになっており、何度でも気軽に取り外すことができます。
マグネットには極性がないらしく、逆さにくっつけても反発することがありません。
外したメモをPCケースなどに貼り付ければ、ポストイット感覚で使うことが出来ます。
ちなみにカバーも分離します。背表紙が無いので、リフィルを追加してページを増やせるのは良いですね。
ペンホルダーはゴムバンドで出来ており、ある程度の太さのペンまでしっかりと保持してくれます。
振ってもブラブラせず、一体感は中々ですね。
公式サイトより
"上のバンドに通してから下のバンドに通す"というのがペンの挿し方(公式)なのですが、ペンのグリップがバンドに引っかかってしまい、少しやりづらさを感じます。
なので私は先にペンを通してから……。
ページを閉じるという方法を使っています。
閉じるとペンが自然にこの位置にズレてくれるので、意外といい方法だと思います。
メモ部分はシンセティックペーパーと呼ばれる新素材で出来ており、破れにくく耐水性にも優れているとのこと。
ちなみに使用できるペンは消せるボールペンのみとなっています。
書き味は一般的な紙と異なり、フリクションペンで書くと非常にしっとりした感じでした。
使うのが消せるボールペンなので、当然消しゴムで消すことができるのですが、水でも消せるというのがノーツエックスの最大の特徴。
ウェットティッシュでも綺麗に消せますし、全部一気に消したければ水道水に当ててしまえばサラッと消えてくれます。これは普通の紙ではできませんよね。
シンセティックペーパーはインクの出が良く、書きこむのに筆圧も必要としないので、流したあとのペン跡は殆どわかりませんでした。
これぞ新感覚。機能的すぎるホワイトボードノート
ノートの中身が紙からホワイトボードになるだけで、非常に面白いアイテムになるんだなと驚きました。
水で消えるというのがポイント高いですよね。いくらフリクションが消えるとはいえ、消しゴムで全て消すのは大変すぎますし……。
簡単にまっさらになるので、今のところは初期のリフィルの枚数でも不満はありません。
個人的な推しは書き味。今までのどの紙とも違って「気持ちがいい!」と思えるものだったので、これは一度体験する価値アリですよ。
これはギミックの副産物なのでしょうけど、マグネットで貼り付けられるというのもかなり便利。
この機能を売りにして、ポストイットサイズのシートを20枚くらいセットで出して欲しいなあ……。絶対売れると思います。
欠点はそこそこ値段が張ることですね。何度も使えるので長期的に見たらそこまで高いとも思いませんが、初期投資のハードルは引っかかる方も多そうです。
先日より一般販売も開始したようなので、気になる方は是非。
ノーツエックスより小型の初代ノーツも発売中です。