在宅で使う頻度は減っているのに、何故か買ってしまうモバイルバッテリー。中容量タイプをリプレースします。
Omnicharge Omni Mobile 12800 PRO
もれなくAnkerで揃えてきた10000mAhクラスですが、以前にレビューしたことのあるOmnicharge製のバッテリーが発売していたので買ってみました。
この前、半年以上ぶりにOmni20 USB-Cの電源を入れてみたのですが、残量が1%足りとも減っていませんでした。自然放電しなさすぎて逆に恐ろしい。
中身はこんな感じ。本体に加えてUSB-A to CケーブルとUSB-C to Cケーブル、マニュアルが付属します。
ステッカーは入っていなかったですね……。
本体はマットブラックのプラスチック筐体。中央のロゴ部分がワイヤレス充電スポットになっています。
両サイドとワイヤレス充電部分は加工が異なり、多少ざらついた感じで滑り止めっぽくなっています。
実物を見ると革っぽいのですが、プラスチックなんですよね。面白いです。
左から電源ボタン、残量インジケーター、USB-Cポート、USB-Aポート。
残量は4段階なのが少し残念です。もう少し細かくチェックしたいところ。
底面には認証や出力のリスト。PSEマークもバッチリです。
出力リストにもありますが、USB-Cからの60W出力に対応しているんです。これさえあればPCの充電も出来てしまいますね。
裏面は特に何もありませんでした。好きなステッカーでも貼りましょう。
ワイヤレス充電は便利なのですが、少しスイートスポットが狭いので、気軽に置いて充電開始とはいきません。
置き場所を覚えてしまえば安定して充電できるのですが、機器によって異なるので少し面倒。
写真はiPhoneなのに、計測はAndroidというちぐはぐっぷりですが、結構速い速度で充電が可能です。
最後に似た形状のAnker PowerCore+ 13400とサイズを比較。
横はOmni Mobile 12800 PROの方がわずかに長めです。
縦は分かりやすくOmni Mobile 12800 PROのほうが明らかに大きいですね。
このようにサイズ感だけで言えばAnkerよりも1サイズ大きいのですが、プラスチック筐体のお陰か、重さは50g近く軽かったりします。
このサイズの出力のパワーを考えると、これだけのサイズアップで済んでいるのは上出来な気がします。
ハイパワーコンパクトで死角なし。値段に納得ができれば是非
このコンパクトさでMAX60WのUSBPD対応は中々貴重な存在ですね。
充電出来ないモバイル機器はほとんど無いでしょう。
ワイヤレス充電もオマケ程度に考えていたのですが、思っていたよりも実用的な充電速度だったのは驚きです。
容量的にはスマホをメインとしつつ、緊急時用にPCも充電したいという方にうってつけだと思います。
PCの充電をメインとするのであれば、Omni Mobile 25600やOmni 20 USB-Cクラスのバッテリーを導入したほうが良さそうです。
欠点といえば、値段が1万円とAnker製と比較して倍以上するので、少し手が出しにくいところ。
私自身はその値段に値するスペックだとは思いますが……。
Omni 20 USB-Cでバッテリー自体の信頼性も分かっているので、ようやくモバイルバッテリー沼から抜けられそうです。