買ってから考える

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ソニー FE 400-800mm F6.3-8 G OSS レビュー

大三元レンズでカバーできない領域が気になったので買ってみました。

ソニー FE 400-800mm F6.3-8 G OSS 

旅行先で鳥を撮りたい!ということで、手に入れた最新の超望遠Gレンズ。

α初となる焦点距離800mmがいかなるものなのか楽しみでした。

購入自体は7月だったのですが、ようやく触れたので書いていきます。

 

本体の前に同梱物から。レンズフード、ストラップ、マニュアル類です。

レンズにストラップが付いてて笑ってしまいました。レンズフードも超巨大です。

 

70-200mm F2.8 GM2のレンズフードと比較すると、その巨大さが推し量れるでしょうか。

 

レンズ本体。長さ346mm、重さ2,475gと流石の重量級レンズです。

カメラ用のバックパックに入らないサイズだったので、別途レンズバッグを買うことに。

ここまで重いと、持ち運びの疲労感も大きいですね。バイク旅行では無理だ……。

 

側面にはEマウントレンズお馴染みの各種切り替えスイッチ。

本レンズならでは、なスイッチはありません。

 

三脚座はついていますが、サイズに見合わない小ささですね。

 

そして同時に購入したアクセサリー類です。

レンズフィルターは105mmなのですが、純正に用意のないサイズとのこと。

サードパーティ製しか選択肢がありません。隣の箱は……。

 

Leofotoのアルカスイス互換のレンズフットです。

標準の三脚座に装着するアルカスイス互換プレートもあるのですが、サイズ                                                                                                を増すことで持ち運びにも便利そうなのでこちらにしてみました。

40万円のレンズなら最初から対応しておいてほしいものですが……。

 

三脚座はボルトで留まっているので外して交換するだけです。

 

交換後はこのように自立させることができるようになりました。

タツキもなく、純正オプションかのようなフィット感です。                                                     

 

違いは一目瞭然。最初についている三脚座の短さが目立ちますね。

内側にはグリップ感の良いクッションもついているので、運用が快適になりました。

 

以下、先日東北で試写してきた写真です。すべて手持ち撮影。

 

超望遠での撮影は別モノ。視えなかったものが視えてくる楽しさ

肉眼だと豆粒でもぐっと引き寄せて写せるようになる。800mmの世界はとても面白いですね。

普段撮れない画が撮れるということも魅力ですし、こんなディテールなのか!と写真を見て発見があるのも楽しいです。

 

被写体と近すぎて、離れなきゃというシーンもありましたが、2倍テレコンなんてつけた日にはどこまで寄れてしまうのか……。

そろそろ新型が出ても良さそうな頃合いなのでテレコンは手が出せていませんが、試せる日が楽しみです。

 

難しそうだなーと思っていた飛んでいる鳥が相手でも、フォーカスは一瞬。

ちゃんと合ってくれるので、素人でもなんとか撮影できてしまいました。

現状はα7RVの連写速度にやや限界を感じるのと、腕でトラッキングするのがネックになっているくらいですね(慣れの問題)。

 

撮影が楽しい本レンズですが、デメリットはやはりその大きさ故の運用の煩雑さに尽きます。

予め装着して行ったものの、距離を見誤って何も撮れないという状況になると、レンズ交換も一苦労。重いですし、何より怖い。

あまりに億劫だったので、本体の買い増しを検討しているくらいです。(α9IIIかα1II買うべきか……)

このレンズで戦うには気合とパワーが必要。それを乗り越える価値があるくらい楽しい世界が待っています。