慣らしが終わったので、遂にマフラーを交換しました。
地味に面倒くさい2021年モデルのマフラー事情
2020年モデルと比べて、マフラー交換のハードルが上がった2021年モデル。
その原因はエキゾーストパイプにあります。
2021年モデルは口の部分がごちゃごちゃしていますよね……。おのれEURO5。
この改悪故に2021年モデルで装着可能なマフラーは、現状純正アクセサリーの2択と化しました。(※そこまで調べていないので、実はあるかもしれない)
それがこちらの2つ。
エントリーNo.1 みんな大好きアクラポビッチ。
価格は171,927円と、スリップオンとは思えない金額です。富豪のためのマフラー。
モデルチェンジ毎にずんぐりむっくりするビジュアルはイケてない気がします。
エントリーNo.2 あまり国内で着けている人は見ない印象のレムス。
価格は110,480円と、アクラポビッチのせいで安く思えますが結構いい値段です。
デザインはシュッとしていてカッコイイのですが、個人的には車体との空間が少し気になるかも。
金額的にアクラポビッチを買う選択肢はないので、今回はレムスにしま……せんでした。
はい。とある情報を聞いてしまったので、どちらも買いませんでした。
どうやら2021年モデルでエキパイが変わったのはEU版だけで、US版は変わっていないらしい……とのこと。
一応パーツファインダーでチェックしてみました。
まずは2021年モデルのEU版。エキパイの品番は27105007000。
こちらは2021年モデルのUS版。なんと口が旧型のままです。
品番も27005007000ということで、2020年モデルのEU版と同様のものでした。
つまり前年式のエキパイを着けてしまえば、これまで発売された豊富なマフラーの選択肢が生まれます。
テクモなどの社外品も出ていますが、リスクのなさとスッキリしたデザインのままで居たかったこともあり、今回は2020年モデルの純正エキパイを取り寄せてもらいました。
そして自由に選べるようになったマフラーから選ばれたのはこちら。
FE用のFMFです。ステーの加工などが必要ですが、国内外問わず結構な割合で装着している人が多い気がします。
装着したものがこちら。ちょうどロゴの部分だけが飛び出す感じで、見た目的にかなりスッキリした印象。
チタンの青色はハスクカラー感があってカッコイイです。
構造的にほぼ管といった感じなので、超が付くレベルの爆音です。気休め程度に付属のスパークアレスターを着けてもらいました。
ほぼメッシュ(用途も違う)なので静音効果は期待していませんが、抜けは確実に悪くなるようで、付けていないときと比べて熱を持つ印象です。
ある意味フルエキ?力技ながらも確実な選択肢
気になるマフラー交換にかかったコストですが、エキパイは57000円、サイレンサーは75000円、工賃を合わせても14万円行かなかったです。
ちょうどアクラポビッチとレムスの中間くらいですね。
まあ、今後はこれまで出てきたマフラーを好きにとっかえひっかえできるので、その点を考えると総合的に安いと採れるかもしれません。
交換してすぐに変化を感じられたのは取り回しのしやすさ。
これまでは押し始めに一瞬グッと力を入れる必要があったのですが、今は最初から負荷なくスルスルと押す事ができます。
軽量化の効果が思っていたよりもずっと大きかったですね。
走行した感じでは、アクセルを回したときの詰まり感が薄れた気がします。
ぶん回した際に気持ちよく回ってくれるので、めちゃくちゃ楽しいです。
他にも走行の変化はあるのかもしれないですが、マフラー以外のものも同時に変えてしまったので、マフラー単体の効果と言われると怪しいため割愛。
正直パワーが云々とかはどうでもいいんです。一番のメリットは服が溶ける心配をしなくて良くなったことに尽きます。
もう化繊を着ていても怯えることはありません。
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