保証期間が終わろうかというタイミングで、RX 5700 XTが真っ二つになる事件が起きました。
ヒートパイプが美しい……とか抜かしている場合ではなく、マザーボードから外しただけでパカリと割れました。
よくよくファンを見てみると、ネジ穴が割れています。
ここのネジ穴も。
こっちのネジ穴も。
なんとファンを固定していたネジ穴全てが同じ様に割れていました。
これ、ビデオカードホルダーで固定していなかったら脱落して、大事故になってたのでは……。
落としたり、ものすごい力で掴んだりしてもいないのに、どのネジ穴も似たような割れ方をしていたのは気になるところ。
個人的な予想としては、ビデオカードホルダーをつけた理由でもある、振動で劣化して割れたところでしょうか。(はじめから不良品だった説アリ)
かなり熱いカードなので、熱でプラスチックが変質して弾性・強度がなくなっていった、ということもありそうです。
あまりに立派な物理的破損のため、人為的な理由と思われて保証外だと嫌だなーと思いつつ、修理をお願いすることにしました。
以下、修理の流れ。
1/13 マザーボードから取り外し絶望する。アスクとCFDに問い合わせ。
なぜ2社に問い合わせたのかというと、グラフィックボードに代理店のステッカーが貼られていなかったから。
問い合わせてわかったのですが、CFD販売のものはステッカー付き、アスクはシリアル管理でステッカーが無いんだそう。
いやいや、この前買ったRX 6800 XTにはアスクのステッカーが貼られているのだから、もれなく貼ってくれよと……。
1/15 症状と画像をメーカーに共有して、対応を確認とのこと。
1/16 メーカーにて保証内の対応として修理交換対応になると連絡。
明らかな不良なのでそうだろうなあと思いつつ、一安心。着払いにて発送です。
2/28 修理された商品が到着。
4週間程度というお話でしたが、まあこんなものかと。
同封されている報告書によると、ヒートシンクの交換を行ったそうです。
そして修理された商品がこちら。
購入時と同様に保護フィルムが貼られています。見た目はもはや新品。
修理対応ということで、交換された部分以外は元のままです。
最近のガジェットって交換対応されることが多いので、しっかりと修理してくれていることが何故か新しく感じます。
何はともあれ、気付いたのが保証期間内でよかったです。
現在使っているSAPPHIREのグラボって少し割高ですが、保証が2年なら安いのかもしれないですね。
対応はバッチリでしたが、ASRockのグラボを買うことはもう無いでしょう。品質的にも保証期間的にも……。
Sapphire NITRO+ Radeon RX 6800 XT OC グラフィックスボード 11304-02-20G VD7466
- 発売日: 2020/12/25
- メディア: Personal Computers