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PETKIT 自動給餌器(カリカリマシーン) 猫・中小型犬用 レビュー

最近ごまのお腹が異様にたるんできたので、置き餌をやめるべく導入してみました。

PETKIT 自動給餌器(カリカリマシーン) 猫・中小型犬用

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買わないといけないと思いつつも、中々のお値段がするんですよね。

今回は以前に購入した猫用リュックと同じPETKIT製を購入してみました。

あまりに大きくても邪魔なので、お手頃サイズなのが決め手です。

 

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商品紹介の前にお腹の紹介。

むぎも多少はお腹のたるみはありますが、ごまはその比ではないくらいポヨンポヨンになってしまいました。ルーズスキンというにはルーズすぎる。

彼らは兄弟なのですが、筋肉質なむぎに比べて、ごまはやや肉付きが良い気がします。

毛色も異なる(柄は似てますけど)ので、親猫の血の強さの違いによるものなのでしょうか。

詳しい方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

 

2020/10/10 去勢のタイミングで聞いてみたのですが、猫によってこれくらいは普通とのこと。本当に兄弟なんかい……。

 

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紹介に戻ります。

箱を開けていくと、本体、トレイ、乾燥剤、封筒がお目見え。

ACアダプターは本体の中に入っていました。欠品かと少し焦りましたね。

 

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封筒内には、英語のマニュアルと日本語のアプリ設定ガイドが入っていました。

 

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高さは30cmほどしかないので、非常にコンパクトです。

大型モデル(高さ50cm)もあるのですが、存在感が凄そうですね。

 

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それでは各部をチェックしていきます。

天面に手動給餌用のボタンと前面にWi-Fiのインジケーターを搭載。

 

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背面側に蓋のロック解除ボタンがあります。

 

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この丸い部分からカリカリが出てきます。その上にある黒い穴は、残量のインジケーターになっているようです。

 

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底面にACアダプターの差込口。プラグを差し込むと本体の中に隠れるのはポイント高いですね。

 

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更にネジ止めを外すと、単三電池ボックスが出てきます。

停電時などの非常用電源がメインだとは思いますが、ワイヤレスでも使えそうです。

 

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トレイはマグネットでくっつくようになっており、気軽に取り外しが可能。

 

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持ち上げても落ちないのですが、かんたんに外せるという絶妙な磁力です。

オプションでステンレストレイも用意してほしいですね。

 

2021/2 いつの間にかステンレスボウル版が出ていました。トレイだけも購入可能です。

レビューはこちら

 

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蓋を開けてみました。内側には乾燥剤を格納できるスペースが用意されています。

パッキンも敷き詰められているので、湿気対策は大丈夫そうですね。

 

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内部はこのようになっており、シリコンのプロペラで一定量流し込むようです。

プロペラのそばにある窓で残量をチェックしているのでしょう。

 

カリカリボックスは取り外しができるので洗浄可能。もちろん使う前には洗ったほうがいいです。

今回2台買ったのですが、両方ともシリコンブラシの部分に髪の毛ほどの細さのバリが入っていました。

 

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ちなみに赤いのはWi-Fiのリセットスイッチです。

 

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カリカリボックスの下にはメカ部分があるのでアルコール消毒を実施。

水分を使うのは避けたほうが良さそうです。

 

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付属のACアダプターはケーブルに布が巻かれていました。

こういう丈夫さへの気配りはペット用品を手掛けるメーカーならではですね。

  

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しかし、念には念を入れて更に保護を実施。

ケーブルというケーブルを見境なく噛んでしまうので、家ではバイクの配線などで使うコルゲートチューブを巻くようにしています。

今回のケーブルには5Φのものがぴったりでした。挿入用の工具も購入すると作業が捗ります。

 

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ACアダプターは2極タイプのものなのですが、プラグが外せるようになっていました。

 

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プラグが外せる。つまりワールドワイドで共通……。

少し怪しさもあったので、PSEマークの輸入元を見てみると「XXXX株式会社」。

テンプレートを編集しないで使ったのかわからないのですが、突如怪しさがプンプンです。

 

いや、使いますけどね。色々と自己責任感が漂ってきました。流石中華メーカーです。

電源を繋いだらあとはスマートフォンからセットアップしていきます。

 

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基本的にはアプリのガイドに沿っていけばセットアップは可能です。Wi-Fiは2.4GHz帯のみの対応になっています。

 

この商品のせいではないのですが、Androidはネットワークに繋がっていないWi-Fiへの接続にクセがあるので、機器追加でかなり躓きましたね。

中華ドラレコでも似たような現象があり、その時は機内モードにしてからWi-Fiだけ繋ぐと動作しました。

iPhoneだと非常にスムーズにセットアップができたので、もしiPhoneも持っているようでしたら、機器追加時だけでもそちらを使用したほうがストレスフリーかと思います。

 

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機器追加後のホーム画面はこのような感じ。

猫ごとにプロフィールを登録するので、年齢などもここで確認することができます。

 

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カリカリマシンごとに、給餌のプランを決めることができます。

他にも手動給餌の無効化やWi-Fiのランプを消せるなど、地味に細かな部分まで手が届く印象。

あとカリカリマシンのアップデートも配信されていました。何が変わるのか全くわかりませんでしたが……。

 

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プランの設定は簡単で、時間とカリカリの量を設定するだけ。あとは全自動。

Wi-Fi接続のためか、カリカリが出てくる時間も正確でした。時報感覚で使えますね。

 

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通知をオンにしておけば、カリカリがなくなって来たときに教えてくれます。

  


テスト動作をしたときの映像です。

ごまは大丈夫なのですが、むぎはかなり警戒しているようで、時々猫パンチを繰り出してカリカリを散乱させる状況。

暫くはこんな感じでおっかなびっくりでしたが、夜にひっそりと食べていたので一安心です。

 

カリカリマシーンとしては期待通りの働き。ただPSEマークが引っかかる……

設定の豊富さ、正確性、気軽さ、デザインのオシャレさ。いずれも及第点以上のスペックではないでしょうか。

1万円ちょっとでWi-Fi対応というのも、他機種と比べてコスパの高さも見どころです。

こまめに残量を確認して、補充して……という作業から解き放たれるのはかなり革命的で、もっと早く導入しておけばよかったと感じました。

 

欠点は1点だけ。ACアダプターのステッカーだけはどうにかしてほしいですね。どうしてあそこだけ怪しい出来なのか……。

そこさえクリアできればかなりオススメなのですが、うーん。 

 

2021/9

廉価版と思わしき、クリア版も出たようです。

カリカリの出口に蓋がないので、匂い漏れや手を突っ込まれそうな雰囲気はありますが、複数カラー展開で6,999円は魅力的ですね。