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<投稿頻度鈍化中>ゲームとフィギュアとガジェットとバイク(690SMC R)にお金をかける人のログ。

ソニー Cyber-shot用シューティンググリップ VCT-SGR1 レビュー

α7RⅢスマホのせいで出番が減ってしまったRX100M6を活用すべく購入。

 ソニー シューティンググリップ VCT-SGR1 

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αに写真で勝てないなら動画だ。ということで、公式でも推しているVlogにぴったりなグリップです。

まあ画質で言えばαには動画でも当然負けてしまうのですが、動画では機動力も重要ですからね。

RX100シリーズは1インチセンサーということもあり、アクションカムよりは綺麗な映像も撮れるので、まだまだやれるはず。

 

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開封。グリップ本体に加え、キャリングケースとストラップが付属します。

 

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120mmを切る全長で非常にコンパクトです。グリップ部はラバーで滑り止めが施されています。

下にはストラップホールも完備。

 

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ケーブルがだらしなく伸びていますね。グリップ部分下側の分割はというと……。

 

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グリップ部分が開閉し、ミニ三脚としても使えます。

RX100を持ち歩くのは荷物も殆ど持ち歩きたくない時なので、三脚機能は地味にポイント高いです。

 

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三脚モードは後ろ重心ならかなり安定して使えますね。床とフラットな角度だとズームしたときに倒れそうで少し怖いかな。

 

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ヒンジの側面にロック解除のボタンがあり、これを押すと一定の角度で調整が可能になります。

ボタンなしのほうが使い勝手は良いんですけど、これなら完全にロックできるのでグラつきの心配はありません。

 

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ボタン操作を行う場合は、MULTI端子で本体と接続する必要があります。

  

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メインのグリップモード。グリップのボタンからはシャッターとズーム、ビデオの録画が可能です。

なんとシャッターボタンは半押し対応でした。素晴らしい。

 

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グリップを使用した撮影は快適なのですが、握りながらボタンを押そうとすると、グリップの短さが気になりました。私の手が大きいのかしら……。

 

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握りやすい部分だと、ヒンジの位置あたりにボタンが有ると操作しやすいのですが……。どうにかならないものか。

 

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いいアクセサリーなのに、唯一残念なのがケーブルの取り回し問題。

ケーブルも長ければ端子も謎にストレート型。L字なら多少スマートなのに……と誰もが思うはずです。

仕方ないのでL字microUSBに変換するアダプターを追加購入です。

 

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接続。非常にスマートですね。と言いたい所ですが、MULTI端子の接続部分を見てみてください。

そう、挿し込めていないのです。もちろん動作しません。

 

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なんでこんなに浅く挿さるんだと思ったら、グリップ側の端子が異様に長いことを発見。

ソニー曰く、これはMULTI端子であってmicroUSBではない。故にmicroUSBとの互換はない。ということでしょう、多分。

ニンテンドースイッチの充電アダプタがUSB-Cを採用しているのに、USB-PDを名乗らないのと同じことなのです。諦めましょう……。

 

RX100の可能性が広がるグリップ。端子の改善+ワイヤレス化を求む

グリップスタイルのカメラと言えばOsmo  Pocketあたりが有名ですが、手持ちのRX100シリーズを同様のスタイルにできるので、カメラを増やしたくないという方にはピッタリのアクセサリーですね。

グリップにジンバルは搭載していないものの、RX100シリーズには強力な手ブレ補正が搭載されているので、そこまで手ブレにシビアになることもありません。

グリップのおかげで落下に怯えることもなく、かつ楽に長時間動画を撮影できるので、動画を多用する方はおすすめです。

あとMULTI端子を搭載していたFDR-X3000でも使用してみたのですが、ズームを含め動作確認が取れましたので、ここに記しておきます。

 

欠点は既に書き散らしましたがスマートさに欠けるケーブルくらいです。

本製品は少なくともL字コネクターを採用すべきだったし、コードの長さもどうにかしてほしかったところ。

改善策としてはケーブルを脱着式にしてしまう。ワイヤレス接続を可能にすることでしょう。

脱着式ならRX100M8がUSB-Cになってもケーブルの買い替えだけでいいですし、断線時もケーブルだけ交換すればいいと欠点らしい欠点がありません。

ワイヤレスは一番スマートですが、グリップ側にバッテリーが必要になるので、重量も増えて現実的ではなさそう。

良いものだけに、細かい部分もこだわってほしかったですね。値段も1万円近くするので……。

 

この記事を書く際、RX100M7のことを改めて調べていたのですが、マイク端子を搭載した上に、動画の連続撮影時間が29分→13時間と大幅に伸びているんですね。

動画撮影することが増えたら、買い替えを視野に入れても良いのかもしれない……。

 

2020/5/21追記:なんと ワイヤレス版のGP-VPT2BTが出ていたことに気付く。

RX100M7以降じゃないと使えないんですね……。改善は進んでいたようで何よりです。

RX100M7のシューティンググリップ同梱版がワイヤード版なのは在庫処分なのか。

 

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7

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  • 発売日: 2019/08/30
  • メディア: エレクトロニクス
 
ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7G

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