Googleが撤退したこともあり、投げ売りされてしまった名機を購入しました。
本当は発売されたばかりのPixebook Goを狙っていたのですが、Pixel Slateの大幅値下げで気が変わり注文。
当初はGoogleストアからの転送を予定するも、決済の都合か一切発送が行われないためAmazon.comの再販時に変更し、ようやく到着しました。
ブラックフライデーの時から12月飛び越えての入手でしたので、疲れました……。
今回はi5モデルを購入。m3モデルのPixebook Goと同じ価格($649)ならこっちを買いますよね。
Google Pixel Slate
12.3インチということもあってか、横長の大箱で到着しました。
箱だけならタブレットというよりはノートパソコンのような印象。
早速開封。横にアクセサリー類が配置されているので、横長だったんですね。
付属品一式。3.5インチミニプラグへの変換アダプターが入っているのは驚き。
Team Pixelのシールは入っていませんでした。ちょっと残念。
ACアダプターの出力は最大45W(20V-2.25A)でした。
フィルムに包まれているのですが、よくある粘着タイプではなく、カット用のラインが入ったものでした。
本体を見ていきます。Pixel 3のようなフロントステレオスピーカーはいいですね。音質も良く、他のタブレットより動画視聴が捗ります。
よさそうなガラスフィルムがなかったので、PDA工房の高硬度フィルムを貼りました。やや指紋が落ち辛いですが、概ね良好です。
個人的にPDA工房のフィルムっていい印象がなかったのですが、品質は大分よくなりましたね。
裏面はアルミボディで、カメラとGマークがあるのみ。シンプルです。
本体下部にはキーボード用のコネクターを搭載。
ちなみに画面が黄色いのは、暖色系ライトの当たった白い机にホワイトバランスが合ってしまっているからです。実物はキレイな液晶です。
左右にUSB-Cポートを搭載。左には音量ボタンもあります。
充電するときの自由度が増すので、片側に2ポートあるよりも便利ですよね。
上部には指紋認証センサー付きの電源ボタンとマイク穴。
そういえば、指紋認証センサー内蔵の電源ボタンって、Appleに特許が取られているとかでしたよね。だからXperiaはアメリカだけ別モデルを出したり、電源とセンサーを分離させたりしていたと思うのですが、Googleは払ったのかな。
Google Pixel Slate Keyboard
オプションその1。キーボードは純正の他にBrydge G-Typeがありますが、Brydge G-Typeも実勢価格で半額くらいになってしまっているので、必要なら後から購入したほうがお得です。
タッチパッド部が隠れる形で入っていました。丸いキーが可愛らしいです。
非常に薄いのですが、バックライトが内蔵されています。素晴らしい。
マニュアルは横から取り出すスタイル。
デザインはGロゴのみとこちらもシンプル。
天面側に仕込まれたマグネットでPixel Slateを支えます。
底面は天面よりもグリップ力の高い素材でした。キーボード自体も若干の重さがあるので、滑りにくそうです。
強力な磁力でPixel Slateとドッキングします。本体だけ持っても、全く取れる気はしません。
最上段のキーは設定でファンクションキーへ切り替えが可能です。
タッチパッドはガラス製。今使っているXPS13なんか比べ物にならないくらいの使いやすさ。
スペースキーを押した状態の写真なのですが、薄型ながらキーストロークはしっかりと確保されています。iPadのキーボードより打ち応えがありますね。
一番本体を立てた状態がこちら。
そして実用の範囲内で倒した状態がこちら。上の写真からこの角度まで、シームレスに固定することができました。
Google Pixel Slate Pen
オプションその2。なくてもいいけどあると嬉しいペン。
Pixelbook Goで唯一の不満点がペン入力なし。せっかくなら2in1にして対応してくれればよかったのに……。
開封。付属品はマニュアル類と……。
下の部分に乾電池が入っていました。電池持ちも良いようなので、充電式がよかったなーとは特段思いませんが、ちょっと古さも感じてしまいます。定価で1万円近いですしね。
アルミボディが美しいですが、転がって仕方がないのはマイナスポイント。
本体、キーボードにあったGマークは、ペンのみありませんでした。
ボタンはあるけど、現状うまい使い方は出来ていません。対応ソフトも多くないですしね……。
ハイスペックChromebookは実に快適!ノートPCを食えるか
去年買ったASUSのCT100に続き、2台目のChromeOS機です。
CT100は性能のこともあり、動作については満点ではありませんでした。どこか妥協したり、ストレスを感じることも多かったです。ただChromeOSの良さについては十二分に味わえるものでした。
Pixel Slateに関しては、比べるのがおこがましいほど動作は滑らか。次々とアプリを切り替えてもストレスがなく、ChromeOSの良さを更に堪能できるものになっています。
CT100の時の最大の不満であったログインに、指紋が使えるのは快適です。
キーボードの完成度も高いので、本格的に文字を打つのも問題なし。触っていて非常に楽しいです。
最近だとWindowsでアプリを探すよりも、Androidアプリで探したほうがかゆいところに手が届くものが多いんです。インストールも気軽ですしね。
高解像度の画像編集など、重ための作業はWindows機でやろうと思いますが、メインで机の上に置いておきたいのは、Pixel Slateになりそうです。
CESでも新機種が多く発表され、これからも盛り上がりそうなChromebook界隈。
10世代目のintelCPUを積んだ機種が羨ましくも感じますが、活用していきたいと思います。
おまけ:こちらにアクセスしたらDuet Displayなどいくつかのアプリが無料になったり、半額になったりしました。買ったらお忘れなく。